アルカリ質が強い 日本が誇る最強美容の湯
- 2017/7/10
「温泉に入ってスベスベの肌を!!」
よく聞く言葉ですが、温泉が何故美容に良いのかを知っていますか?どのような温泉がより美容に効果的かを知っていますか?一般的に、アルカリ質の強い温泉が美肌に良いと言われています。アルカリ性のお湯は、肌の角質を溶かしてくれるので、温泉に入った後、スベスベの肌になるそうです。
それでは、日本の美容に効果的な温泉を紹介していきます。
1. 都幾川温泉
埼玉県比企郡ときがわ町にある温泉。なんと、日本一の高アルカリ性を誇ります。その値なんとpH11.3です。日本三大美肌の湯の一角で、高アルカリ質の湯としても有名な、島根県斐乃上温泉でさえもpH9.9ですので、この11.3がいかに驚くべき数字かが分かるでしょう。まるで化粧水の中に浸かったような感覚になります。首都圏だという点も魅力的で、アクセスもかなり便利です。首都圏在住の方は、土日に仕事の疲れを癒しながら、最高の美肌を手に入れて来てください。
2. 新山根温泉
岩手県久慈市。「あまちゃん」の舞台。柔道の神様三船久蔵の出身地、日本が世界に誇る琥珀産地と、知る人にとっては話題性の高い東北の観光地。そして、この岩手県久慈市には、東北随一の高アルカリ性温泉があります。その名も「新山根温泉」。pH10.8にも及ぶその高アルカリ質の湯は、入るとすぐにその効能を実感できるでしょう。地方の温泉は、値段も安いところが多く、大体東京の銭湯と同じくらいで、相場は600~1000円程度です。東北地方に旅行する機会がありましたら是非一度訪ねてみて下さい。
3. 喜連川温泉
栃木県さくら市にある温泉。日本三大美肌の湯の1つとして有名な温泉です。道の駅が所有している点が特徴的な温泉。みちの駅「きつれかわ」に立ち寄ったら、休憩のついでに美肌も手に入れることができます。
喜連川温泉で特記すべき点は、良質なナトリウム塩化物が多く含まれている点です。この成分によって、肌の脂、角質を落とし、綺麗で健康な肌を手に入れることができます。
4. 鳴子温泉郷
宮城県大崎市にある温泉の町。この温泉郷には鳴子温泉・東鳴子温泉・川渡温泉・中山平温泉・鬼首温泉があり、この温泉郷の温泉を巡るだけで、日本で全11種ある泉質のうち9種の泉質を浴びることができます。もちろん美肌にも効果的。様々な泉質を肌に浸透させ、あなただけの美肌を手に入れてください。温泉巡りには「ゆめぐりチケット」の購入が便利です。鳴子温泉郷内の温泉では、入浴費が割引されます。鳴子温泉郷にある温泉施設ですぐ手に入ります。
5. 斐乃上温泉
島根県仁多郡奥出雲町。神話の国出雲から湧出るその温泉は、日本三大美肌の湯の一角として、全国から観光客を呼び寄せています。お湯の浸かり心地は、かなりぬるっとしており、成分がかなり濃厚な泉質です。ph9.9と、新山根温泉に引けを取らない高アルカリ性。さらに、薬効成分もかなり豊富に含まれております。
6. 嬉野温泉
長崎県嬉野市嬉野町にある温泉。言わずと知れた日本三大美肌の湯の一角。美肌に良いとされる重曹泉。湯から上がると既に肌がツルツルになっています。塩化物泉であり、体を芯から温めてくれます。嬉野町は古来から宿場町として栄え、温泉施設が豊富にあります。何度行っても飽きない温泉地として、リピーターも多くいます。
温泉の成分や効能を調べてみると、より温泉に浸かるのが楽しくなります。いろいろ調べてみると面白いですよ。
そして、温泉を選ぶ際にもう一つ必要なもの。それは温泉施設選びです。たとえ良い温泉を使っていても、設備が悪くてリラックスできないのでは物足りないですよね。温泉が美容に良いというのは、その成分だけに限らず、リラックス効果にもあるのではないかと筆者は考えております。リラックス効果と美容成分の相乗効果で、休日に心も体も綺麗にして平日の仕事に臨めると良いですね。