ガウディの息が込められたスペインのバルセロナ その魅力
- 2017/4/26
スペインの港町、バルセロナ!商工業活動においてスペイン第1の都市と呼ばれることもあるところですが、数多くの外国人が観光を目的にバルセロナを訪問するのには理由があります。ですので今からガウディが愛した情熱の都市バルセロナについてご紹介させていただきます。
カトリックの象徴「サグラダ・ファミリア」
スペインの世界的な建築家アントニオ・ガウディが設計して直接建築監督を務めたローマカトリック教の聖堂建築物「サグラダ・ファミリア」!
サグラダ・ファミリアは「聖家族」という意味で、イエスとマリアそしてヨーゼフを意味します。これはバルセロナの象徴であり、スペインが生んだ世界的な建築家ガウディの未完の大作で、高くそびえる螺旋形のドームと放物線の屋根は堅固な建築物ではなく柔らかい土で作った一つの造形物のような姿をしています。民間団体によって1992年に着工した建物で1891年からガウディが受け継いで参加したのですが、ガウディの死後の現在も継続的に工事が行われている教会で完工は2026年予定だそうです。あまりにも壮麗で全世界で見ようと訪問するほどというので、普段建築に関心が多かった方はぜひ訪問してみることをおすすめします。
入場料- 個人:8ユーロ/グループ:5ユーロ/青少年:5ユーロ
まるで童話の中の国のような「グエル公園」
バルセロナ北方の丘に位置したグエル公園。ここは、まるでおとぎ話の国のような姿をしており、公園内の建築物のどこにも直線と角を見つけられないほど、みんな丸くなだらかな曲線で構成されています。そのせいかグエル公園内の家はまるでヘンゼルとグレーテルに出てくるチョコレートで造った家のような形をしているんですけど、このような姿のおかげで大人から始まり子供たちまでも楽しむことができる名所でもあります。特に公園の全体的な姿と丸く曲がった坂道、道路沿いのモザイクもすべて曲線で表現したためにとても個性溢れるところです。
ガウディの代表作の一つである「カサミラ」
1905年に作られたガウディの代表作の一つであるカサミラは1984年ユネスコによって世界文化遺産に指定されたのですが、「採石場」という意味の「ラ・ペット・ドレラ」とも呼ばれるカサミラはガウディの最も大きな住居プロジェクトであり、最も想像力が豊富な 建物の一つであり、建築物と表現するよりは一つの彫刻作品と見なされる作品です。まるで波が打つような曲線が印象的で独特ですよね!ガウディの建築物たちが非合理的工夫だが機能的であるように、カサミラも機能的側面と自然的側面が お互いに素敵な調和を成しています。内部には流線型で設計されて配置の自由さを示し、二つの定員と煙突が幻想的に配列された素敵な屋根があるから必ず訪問してみることをおすすめします。
聖なる「モンセラート修道院」
1025年、聖母マリアの形状が現れたことを称えるため建てられたモンセラート修道院はバルセロナ近郊のモンセラート山にあるキリスト教の聖地とマドンナの黒い木造である「ラモーレネタ」を見るために数多くの巡礼者たちが絶えず訪問するところとして有名です!モンセラートは「鋸歯状の山」だという意味なんですが、高さ1200mの山が鋸歯のように6kmにわたって奇岩怪石で万物相をなっています。特にモンセラート山はガウディの建築に最も多くの栄養を与えた自然物であり、ガウディ本人も幼いころモンセラート修道院で心の癒しを得たと言っていました。さすがだと思わず言っちゃうほど聖なる雰囲気が漂う場所だけに多くの人々が訪れている名所なんですが、ガウディのように心を癒してみたい方なら一度訪れてみるのはいかがですか?