気分でふらっと行ける!都内で紅葉を楽しめる場所
- 2017/10/6
食欲の秋、読書の秋、芸術の秋、スポーツの秋、観光行楽の秋と、秋にはいっぱい楽しみがあります。さて、今年はどんな秋を計画してますか?
と、いっても、お仕事が忙しかったり、色んな事情で、皆がのんきに季節を楽しんでいられるとも限りませんよね。
それでも、せっかくいい季節なのですから、ちょっとだけ、紅葉を観ながら息抜きしてはいかがでしょうか?
「紅葉狩りなんて、人混み、車は渋滞、疲れるだけ、冗談じゃないわ!」、っていう気持ちもよくわかります。
なので、今回は、車の渋滞、人混みもなく、さらっと、紅葉を楽しめる都内の紅葉の穴場を紹介します。
都内なので、紅葉狩りなどと大げさに考えたり、休日に早起きしたりする必要もありません。お天気の良い休日の午後にでも、ふらっと一人で出向いて、大好きな音楽を聴きながら1,2時間散歩してもいいし、気の利いたベンチがあれば、ちょっと腰をおろして、コーヒーでも飲みながら読書したりと、気軽に紅葉を楽しんでください。
1、六義園
「えっ、それって何処?」 と名前を聞いたこともないと言う方も案外いらっしゃるかもしれませんね。実は六義園は、とても歴史の古い、特別名勝に指定された、知る人ぞ知る庭園です。
この庭園は江戸時代の前期に柳澤吉保という五代将軍・徳川綱吉の側用人がデザインしたのだそうです。柳澤吉保は綱吉より下屋敷として与えられたこの場所に池を掘り、その土で丘を作り、その丘から池を見渡せるという庭園にしました。
柳澤吉保は文学に造詣が深く、庭園の中心には大泉水、その回りには和歌に詠まれた名勝の中から八十八か所の景観を再現しました。こんな素敵な穴場、なんと、駒込駅から7分と超便利。車の渋滞や、人混みも関係なく、地下鉄か山の手線でふらっと行けちゃいます。
今年の紅葉の時期の平成29年10月21日(土)~11月5日(日)には、飴細工体験教室、日本茶文化講座、津軽三味線演奏会、江戸太神楽の公演と日本文化に親しめる無料のイベントが予定されてますので、詳しい日程はウェブサイトで確認してみてください。
また、平成29年11月18日(土)~12月6日(水)の間は紅葉のライトアップイベントが開催され、夜の21時(最終入園は20時30分)まで開園されているそうですから、お仕事の帰りに、お友達とちょっと立ち寄ってみてもいいですね。
取りあえず、詳しくは六義園のウエブサイトで確認してください。
http://teien.tokyo-park.or.jp/contents/index031.html
2、等々力渓谷
もう一つの穴場は渋谷駅からなんと20分というおしゃれな場所にある、23区内で唯一の自然渓谷だという、等々力渓谷です。
等々力渓谷には多摩川に続く、矢沢川という細い川があり、その川に沿って木々に囲まれた自然の中に遊歩道があります。
先に、紹介した、六義園のように、美しい庭園の中で、しっとり紅葉を楽しむのもいいですが、たまには、自然の中で、樹木の匂いや、鳥のさえずり、川のせせらぎを聴きながら、ゆっくり紅葉の中を散歩なんていうのもいかがでしょうか?
等々力渓谷の周りには素敵なカフェもあるようです。インターネットで調べれば、色んなお店が紹介されてます。紅葉の中を散策した後にどこか立ち寄ってみるのも楽しみですね。
行き方:東急大井町線「等々力駅」下車徒歩3分 東急バス、都営バス「等々力」下車徒歩5分
都内で紅葉の楽しめる場所を紹介しましたが参考になりましたか?
わざわざ遠出してまで、紅葉の名所にいかなくても、時間も体力もお金も使わずに、紅葉を楽しめる場所は都内に結構ありますから、そんな穴場で、秋を静かに楽しむのも悪くないですね。