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もしもの場合に備える…女性目線の非常持ち出し袋
- 2015/5/19
地震や津波、土砂災害など、私たちの生活には災害の危険とともに生活しています。近年、大地震や土砂崩れなどがたびたび起き、そのたびに避難の重要性と、救助が来るまで生き延びる術に注目が集まります。災害が起きた時、救援物資が届くまで少なくとも3日間かかるといわれています。それまでの間は、自分たちで何とかしなければなりません。そのために、各家庭で非常持ち出し袋(非常袋、防災袋などもよばれます)を準備しておくことが有効です。中身が入った状態で市販されているものもありますが、自分で中身を用意する場合、何を入れていいか迷ってしまいます。そこで、最低限用意しておきたいもの、女性ならではの用意しておきたいものに分けて、非常持ち出し袋に入れたい中身をご紹介します。
【非常持ち出し袋自体のこと】
非常持ち出し袋は、リュックサック型が理想です。両手が空くことは大きなメリットです。少し大きめのものだとなおよいでしょう。個人差はありますが、一般的に女性が背負って支障なく歩ける重さは、約10キロです。この重さを目安に、非常持ち出し袋の中身を厳選して入れていきます。1年に1回、たとえば1月17日(阪神淡路大震災)、3月11日(東日本大震災)、8月20日(広島土砂災害)、9月1日(関東大震災・防災の日)など、日付を決めて袋の中身を点検しましょう。消費期限や電池が切れそうなものは交換してください。
【最低限用意しておきたいもの】
・飲料水(1日分は1リットルですが、持ち運べる重さを考えて入れる)
・非常食(乾パン、チョコレート、飴など長期保存がきき、そのままで食べられるもの)
・懐中電灯(予備電池も忘れずに)
・ラジオ(予備電池も忘れずに)
・携帯電話の充電器(電池で充電できるもの)
・貴重品(お金は公衆電話用の小銭も準備し、保険証や通帳のコピーなどを入れておく)
・救急袋(マスクやばんそうこう、包帯、いつも飲んでいる薬など)
・着替え(圧縮袋に入れておけばかさばらない。カップ付きキャミソールなどが便利)
・筆記用具(油性マジック、メモ帳、ボールペン、ハサミ、カッターナイフ)
・チャッカマンかライター
・タオル(数枚用意しておく)
・ポリ袋(汚物を入れたり、水汲みに使ったり、寒さをしのいだり、使い道はたくさん!)
・トイレットペーパー(芯をぬいてつぶせばかさばらない)
・ガムテープ(できれば布タイプ)
・軍手(綿と皮の2種類あればベスト)
・カッパ(大きなごみ袋でも代用できるが、100円ショップで買えるのでぜひ。)
・新聞紙(防寒にもなり、棒状にしてケガをしたときの添木にも)
・塩ビラップ(ケガの手当てにも使え、食事の時の皿代わりにも)
・ホイッスル(自分の居場所を伝えられる)
・メガネやコンタクトレンズ
【女性ならではの用意しておきたいもの】
・生理用ナプキン
・ヘアゴム
・赤ちゃん用おしりふき
・携帯用ビデ(デリケートゾーンの洗浄に便利)
・オールインワンクリーム(化粧水や乳液などが一緒になっているもの)
他にも、自分で必要だと思ったものは入れておきましょう。備えあれば憂いなし。事前の準備が大切になります。災害はいつ起こるか分かりません。いざという時、どのように行動するべきか、考えるきっかけにしてください。