注意!自分勝手な善意の押し売りがもたらす悲劇とは?
- 2015/6/1
人にやさしくするのはいいことです。お互いにやさしくすることが出来れば世界が優しくなりますね。でもやさしさにも種類があります。自分勝手な気持ちを押し付けるものと、本当に相手を思ってする行動です。自分が思っていることが必ずしも正しいとは限りません。善意の押し売りは悲劇を生みます。今回は善意の押し売りによって起こる悲劇をまとめてみました。私の周りで実際に起こったことです。
いい人だと思われたかった
私の友達に異様にいい人だと思われたがっていた子がいました。人から評価されたいという欲が強くて、自己愛が強い人でした。たとえば残業をしていたとして、終わりごろになってやっと「手伝おうか?」などと言ってくる人でした。当然終わりごろには仕事が少なくなっています。本当に心から相手を楽にしてあげたいとは思っていないのが見え見えで、ただやさしい自分に酔っていたかったみたいです。その結果どうなったかというと、周りは相手にしなくなりました。自己愛が強い人はそれだけで周りの気分を悪くするもの。誰だって無駄な負い目は背負いたくないです。こういったタイプは小さな借りも返すように言ってきます。かっこつけは止めましょう。
人から承認されたい!かまって女子
人から認められないと不安で仕方なくなる。異様に自信がない友達もいました。彼女は人にやさしくすることで、自分が認められたくて必死でした。上記の彼女と同じように見えますが、この子は自分の存在自体を毎日危ぶんでいたので、それこそ命がけで人に尽くしていました。自分の仕事だけでも大変なのに、人の仕事を頼んでもいないのに引き受けました。自分に自信がないので、人から嫌われて生きていけなくなるのが嫌で決して嫌と言えないのす。その結果、疲労で体を壊し入院しました。今はどうしているか分かりません。彼女も悲劇ですが、周りも悲劇です。自分たちのせいで彼女を不幸にしてしまったことをずっと引きずらなくてはいけないのですから。善意はあくまでお互いに思いが合致して初めて意味をなすものです。どちらが無理をしても意味がないので善意の押し売りは止めましょう。善意は自分も相手も無理をしない関係で成り立つのです。
以上まとめてみました。善意のかけ方は人それぞれです。でも押しつけをすれば悲劇を生み出します。いい意味での善意をかけられる人になれれば最高ですね。ありがとうございました。また会いましょうね♪♪