ごはんを食べて痩せる!?キーワードは「冷や飯」にあり!
- 2016/2/12
ダイエットの方法にはいろんなものがありますが、食べないダイエットはオススメできません。
食事をとらないと当然体重は減りますが、脂肪が燃えるのではなく筋肉量が減ったり水分が減ったりするだけで「綺麗なスタイル」にはなれないのです。
ということは、何を食べるかがダイエットには重要となってきます。
そこでご紹介するのが「冷や飯ダイエット」です。
ご飯は冷やすと変化する!
ご飯はあたたかい状態だと消化しやすいでんぷんが含まれています。
あたたかい状態のねっとりしているのがそのでんぷんです。
しかし、ご飯を冷やすことでこのでんぷんが「レジスタントスターチ」という消化されにくいでんぷんへと変化します。
このレジスタントスターチのおかげで、消化に時間がかかり、腹持ちがいい、血糖値が上がりにくい、カロリーが低くなるというダイエットに嬉しい効果が現れます。
ご飯のでんぷんがレジスタントスターチに変化するためには、ご飯をしっかりと冷やすことが大切です。
残ったご飯はあたたかいうちにラップで密閉し、ある程度冷めてから冷蔵庫に入れておきましょう。
便秘解消にも期待!
レジスタントスターチの効果として、もう一つ期待できるのが「便秘解消」です。
消化されにくいでんぷんであるため、小腸ですべてが消化吸収されずに大腸へ行きます。
でんぷんは腸内を綺麗にする効果がありますので、小腸のみならず大腸も綺麗に掃除してくれます。
「快腸でんぷん」という異名があるほど、レジスタントスターチには腸内を綺麗にする効果が期待できます。
このレジスタントスターチというのは、冷や飯だけでなく未熟バナナや生のじゃがいもにも含まれています。
冷や飯を美味しく食べるコツ!
冷や飯のスゴさがわかったところで、冷や飯ってそのままでは美味しく食べることができないですよね。
そこで冷や飯を美味しく食べる方法をいくつかご紹介します。
・巻き寿司
本来巻き寿司というのは熱々の状態では食べないですよね。
巻き寿司であれば冷えた状態で食べられるうえに、具材を工夫することで栄養バランスのいい食事とすることができます。
冷や飯の状態では海苔で巻くことが難しいので、まだご飯があたたかいうちに巻き寿司にしてしまってから冷蔵庫で冷やすことをオススメします。
・冷やし茶漬け
夏場はよくコマーシャルなどで見ることができる冷やし茶漬けですが、氷を入れなければ夏以外でも美味しく食べることができます。
お茶漬けの素だけでなく、お好みの具材をトッピングして自分の好きな味を見つけてみてください。
・炊き込みおこわでおにぎり
白米のおにぎりだと少しパサつきが気になってしまうこともありますが、炊き込みおこわは冷めてもしっとりもっちりしているので、炊き込みおこわでおにぎりを作って冷蔵庫で冷やしておくと美味しいですよ。