有酸素運動で痩せたい人がランニングをしてはいけない本当の理由
- 2015/8/27
今年こそは痩せようと決意して始めたランニング。痩せるためにと思って走ってはいるものの体力が続かない、思うように結果が出ない、怪我をしてしまうなど悩みが尽きません。痩せたいという思いと行動が噛み合わない状況ほど辛いものはありませんが、この記事を通してランニングでなぜ痩せられないのかをはっきりとさせ、本当に痩せられるダイエットをしませんか?
ランニングは続かない
ランニングは距離、速さ、時間の3つのバランスが大切ですが、ランニング初心者の方々にとってこれら3つのバランスを保ちながら継続することは至難の技と言えます。なぜなら、3つのバランスを保つためには痩せたいという精神力だけでは乗り越えることのできない基礎体力や怪我をしないための適切なフォームの習得など、その他の要素が多すぎるためです。結局のところ痩せたいという意欲が失われ、ランニングという重荷を途中で降ろすこととなりダイエットそのものを途中で放棄してしまうのです。
目的は何ですか?
さて、改めてランニングという手段の目的は何でしょうか?より分かりやすく言うならば、何のためにランニングをしているのでしょうか?
当たり前すぎる質問かもしれませんが、非常に大切な観点です。そう、「痩せるため」ではないでしょうか。そうであるならば、目的を満たすことに集中すべきです。ランニングがダイエットに有効ではあっても必須ではありません。また、ダイエット初心者にとって失敗を呼び寄せる可能性が高いのならば最終的な視点からは有効であるかどうかさえも疑わしいでしょう。改めてあなたがランニングをする目的はダイエットのためであるのかどうかを確認して下さい。
キーワードは継続性
前節でダイエットの目的をしつこく確認した理由は、ダイエットの本質である継続性へとあなたを導くためです。ダイエットはあなたが目標としている到達地点に達することに最終的な価値があります。もちろん、過程そのものにはそれよりも高い全体的な価値がありますが、ダイエットに成功したか否かを判断する材料は目標達成という結果のみです。その結果を生み出すダイエットの本質はやるべきことを続けてきたことにあるのであって、その本質は意識することなしには忘れ去られてしまうかもしれません。つまり、やるべきことを続けるためにはそのやるべきことが継続可能である必要があるのです。
痩せるなら心も晴れやかに
確かにダイエットに精神力は大切かもしれませんが、精神力がなければ痩せられないという論理はあまりにも暴力的であると言わざるを得ないでしよう。苦しみながら痩せるのか、楽をして痩せるのかということは本来重要ではないのです。なぜなら、あなたの目的地は簡単であるか難しいかを問わず、結果的に目標とした数値を達成することにのみあるからです。そうであるならば、心が晴れやかになるようなダイエットを選択し、少しでも楽に余裕を持って痩せることをおすすめします。つまり、ランニングは苦しいと言わざるを得ないのです。
ウォーキングこそダイエットの王道
ウォーキングこそダイエットの本質である継続性を支え、確実に結果を出すダイエットの王道と言えます。確かに、ウォーキングよりランニングのほうが消費カロリーは多いかもしれません。しかし、何度も言うようにダイエットは続かなければ価値がありません。さらに、冒頭でお話しした距離、速さ、時間の3つのバランスを考えるならば、距離と速さが短くなる分、時間をかけてあげれば良いだけのことです。継続性を高めて時間が長くなるウォーキングと時間は短縮されるものの速さを求められて継続性が低くなるランニングのどちらを選択すべきかは一目瞭然ではないでしょうか?