風呂敷は万能エコバッグ!
- 2015/6/3
日本人にとっては昔からあるものですが、近年海外でもその良さが評判になっているものがいくつもあります。風呂敷もその一つです。色柄の多様さと美しさはもちろん、たいていの物は包めてしまうその多機能性がポイントになっているんです。風呂敷の使い方包み方のいろいろをご紹介します。
○長方形のものを包む
普通に四角い、たとえばお菓子の箱なんかなら誰にでも包めますよね。風呂敷の真ん中対角線上に箱を置いて、下からかぶせて上をかぶせて、左右を綺麗に結ぶだけです。でも長い箱ではこの結び方はできません。でも綺麗に包めるんですよ。一番簡単な二つ結びを説明します。
まず長方形の箱もしくは筒を、四角い箱と同じように風呂敷の真ん中に置きます。このままでは上下は結べても左右が届きません。ならばまず上下を箱の上で交差させてください。そうすれば上の端が左と、下の端が右と結べますよね。あとは全体を整えるだけです。開ける時は片方だけほどけば出せますよ。
○壜を包む
たとえばワインやお酒の瓶、箱があればいいのですがたいていは剥きだしです。手土産に持って行く時など、ちょっとオシャレに粋に包みたいもの。そんな時に風呂敷が活躍します。とりあえずは1本を包む包み方です。壜の大きさに合わせて風呂敷の大きさも考えてくださいね。
風呂敷の真ん中に壜を立てます。奥と手前の端を、壜のてっぺんに来るように結びます。左右の端を持ち上げて、壜の後ろで交差させて前に持ってきます。そのまま前で左右を結びますが、寝かせてやると上手くいきます。最後にてっぺんの結び目を1つほどいて、角を作るようにくるくるねじります。ねじった部分を輪になるように結んで持ち手を作れば完成です。
○すいか包み、あるいはエコバッグ
丸いものを包む包み方ですが、そのままエコバッグにもできます。丸いもの、たとえばすいかを風呂敷の真ん中に置きます。手前の両端を結びますが、げんこつが通るくらいの輪っかになるように結びます。奥も同じように結んでください。手前の結び目を奥の輪っかに通して、すいかの形に沿うように引き上げます。この包み方を知っていれば、買い物の時にも応用できるわけです。
ほかにもいろいろな包み方がありますよ。こちらのサイトを参考にしてみてください。エコバッグにもいろいろな種類がありますが、風呂敷にはそれ以上にたくさんの柄があります。包む物にあわせて柄を選んだり、その日の場にあわせて色や模様を選べるんです。しかも小さく畳んでしまえばたいていのバッグに入れても邪魔になりません。この素晴らしい日本人の知恵を、是非日常生活で活用してください。