「 近未来的な君達へ」タロット占いストーリー
- 2015/7/2
様々な環境、それぞれの人生、多様な価値観、広がる希望、狭くなる関係・・・
占いの世界から見える物語。どんな男女が織り成す恋のお話が、あなたには興味あるでしょうか。
第4話 「どこで出逢ったの?」
A「私は幼馴染みの彼と、ずっと付き合ってて。だから出逢いは小学校ですね。」
B「あ、私は会社で。部署も違うけど忘年会だったかな、隣の席になったのがきっかけです。」
C「友人の友人が紹介してくれました。以前、その友達と飲み会した時に話をしてくれたみたい。」
D「私はちょっと違うかな。SNSとかゲームで知り合って、リアルで会うまでかなり時間がありました。あんまり距離とか気にしないので、今も仲良くさせてもらっています。」
皆様それぞれに出逢いがあるのですね。大きく分けると、学生時代、社会人、フリーの情況でそれぞれ出逢う方法が違うと言えそうです。
それは主に、出逢う確率や時間帯などによるかもしれません。ですから現代の悩みと言うのは、言い換えれば「自分の今の環境で出逢える確率」と言うことかもしれません。
ではそれぞれどんな悩みがあるでしょうか?
A「地元なので、みんなよく知っているのはいいですね。親同士も知り合いなんです。だから逆に付き合いは濃いですよ。」
B「会社が一緒なので、ずっと会社内では秘密にしていて、最初はとても緊張しました。別の会社にいる友人には話してあるので、時々愚痴を聞いてもらってます。」
C「気楽な関係でいいですよ。でもやっぱり他の付き合いが減るかな。」
D「約束とか出来ない時は寂しいですね。それになかなか本当のことがわからないこととか。お互い寂しがりなので、気持ちはよく分かり合えるんですけど。」
共感することがお互いに付き合っているという気持ちの表れなのですが、今は「すみ分け」という感覚が、皆様にはあるようです。ここでは4つの例を出しましたが、これは老若男女関係なく、例題として起こしたものですので、様々な要素を省いてあります。
どんな出逢いが正解か、ではなく、どんな出逢いを求めているかということのようですね。
ちなみにそれぞれ「安心と親しさ」「自由と楽しさ」「仲間とつながり」「安定と緊張感」というものがその出逢いの方法を選んだ理由だったようです。
それでこれらを組み合わせていくことも、また出来るようですね。
AとC、BとC、AとD、BとD等。最初は出逢いだと意識していなかった関係が、変わってゆくこともまた、よくあることのようです。まだまだ物語は無限にあるのです。そしてご自身が経験したこともまた、いつか役に立つのです。