カフェタイム・1
- 2015/7/2
ちょっと休憩 ちょっと寄り道。
そんなひとときのお話をどうぞ。
☆可愛いのが好き☆
世の中、ちょっとしたメールやラインでも可愛いものはとてもウケています。
お店には素敵な雑貨や綺麗な写真、可愛いと手に取りたくなるような絵がプリントされて様々なグッズも売られています。
海外からも注目されるアイドル天国の日本ですが、可愛いものがこんなに国民的話題になるのは、大人の文化とは違うのでしょうか?
いえいえ、昔から可愛いものには皆さん目がなかったようですよ。
その証拠に、日光東照宮の眠り猫や招き猫、お雛様、雛人形の数々は、あっという間に国中に広がって、子供の頃から人形遊びは許されていた訳ですね。
最近のアイドルの方々は、「お人形さんのように可愛い」という最高の評価を戴く訳ですが、それを子供っぽいというイメージにしてしまうのは、いつまでも若いという訳ではないから、大人が年齢を気にしているとも言えます。
可愛いのが好きなのに、子供っぽいとは思われたくない、心理的なジレンマですね。
猫や犬、ペットや動物それにイラストなどになら、いくつになっても可愛いって言っていてもおかしくないのでしょうが、それらに共通しているのが、人の目から見て年齢がわからない、もしくは関係がないというところでしょうか。
なので、最近ではボーカロイドなどの2次元キャラもアイドルという枠に収まっています。
アイドルも進化しているのですが、例えば、そこから考えられることに、生身のアイドルの一番綺麗な時にモーションキャプチャーなどや収録映像などを作って、半永久的な映像の中のアイドルとして(ボーカロイドの本物バージョン)動かす技術などもできるでしょうね。
勿論、現役中は必要ないと思いますが。
その時はもしかしたらアニメと実物のいいとこどりになっているかもしれません。
現在でもアイドルのプロモーションビデオやミュージシャンのDVDなど、とても映像の優れたものを目にします。
映像で遊ぶ、映像を変化させるという夢のような技術が、宇宙空間や空想科学世界などを目に見える世界に映してくれていて、創作された世界もまた現実世界と平行する世界として受け入れられてきたのをとても強く感じます。
可愛いもの、美しいものは現実と空想を行き来するのでしょう。
現実も努力が必要ですが、技術の進化と共に、可愛いもの美しいものも空想、想像から作られてゆく時代になったということでしょうね。
ですからもしかしたら、可愛いものが好きというと、とても高度で、高感覚な刺激を求めているということになっていったりするかもしれません、あくまでも感覚ですが。
技術は遊びから、より進化してゆくように思います。
ではまた。(このお話はフィクションで実在の人物団体のお話ではありません。)