破局しない! 上手なケンカの仕方
- 2015/7/24
仲が良いカップルでも、ときにはケンカをするもの。
ケンカをしてもすぐに仲直りできれば、それはお互いに相性の良い証拠。
ケンカするほど仲がいいと言いますからね。
でも、ときには些細なことからケンカになって、大きな亀裂が走ってしまうことも。
互いに意地を張っているうちに、修復不能になって結局別れてしまった……
そんな経験をお持ちの方もいると思います。
些細なことでせっかくの良い関係を壊さないために、ケンカは上手にしたいものです。
【売り言葉に買い言葉に注意】
ケンカが熱くなってくると、感情にまかせて、思ってもいないことを口走ってしまうものです。
相手からキツイひと言が返ってくることもあるでしょう。
でも、それは本音ではないことがほとんどのようです。
一時的な感情が言葉を生み出しているだけで、本心とはかけ離れていることが多いのです。
例えば、「顔も見たくない」という言葉。本当に顔を見るのもイヤなら、とっくに別れているはずです。
本心でもないことを言って、傷つき、傷つけられ、結局別れてしまうのはとても残念なことです。
【途中でやめてしまう】
感情のままにひどい言葉が出てくるようになったら、その時点でケンカを終わりにしたほうがいいです。
「ごめん」とひと言謝って、「もうやめよう」と中断してしまいましょう。
謝るのは癪かもしれませんが、この場合、どちらが悪いかは関係ありません。だいたいにして、ケンカはどちらにも原因があるのです。
このときのポイントはきっちりと謝ることです。
人と人は鏡のようなものですから、こちらが謝れば、相手も謝りたい気持ちになることが多いのです。
【やってはいけない2つのこと】
ケンカでとくにやってはいけないことが2つあります。
これをやってしまうと、こじれる原因になるので要注意です。
・1. 過去のことをほじくり返す。
頭に血が上ると、過去のイヤだったことが蘇ってきて、ついついそこを責めたくなるときがあります。
けれども、それは今のケンカには何ら関係のないことです。
「あのときもそうだったでしょ」
「あのときにあなたが○○したから」
と過去のことが口をついて出そうになっても、それはぐっと飲み込んでしまったほうがいいです。
・2. 無視する。
無視は一番やってはいけないことです。
ケンカしていなくても、無視したらケンカになりますよね。
相手がどれほど傷つくことを言っても、関係を修復したいなら、無視だけはやめたほうがいいです。
逆に相手と関係の修復を望まないなら、無視し続けるという方法もあるのですが・・・
無視はそのくらい関係に亀裂を入れるものです。
「雨降って地固まる」という言葉もあるように、
ある程度のケンカは二人の距離を縮めるコミュニケーションのようなものです。
自然にケンカして自然に仲直りできるなら、それはパーフェクトな関係だと言えるでしょう。
でも、そこにはいつも魔物が潜んでいるのです。