目の下のクマは、美容クリニックで治療できる
- 2015/7/23
寝不足や目が疲れている時には、目の下にクマができてしまいますよね。でも、シッカリ睡眠をとっているのに、いつも目の下に影のようにクマができる人もいます。その人の印象は目元できまるものです。クマがあると、見た目年齢がぐっと上に見られますし、いつも疲れている人という印象をあたえてしまいがち。そんな、慢性的なクマで悩んでいる人は、もちろん生活習慣を見直す必要があるでしょう。でも、それでも改善できない時は、美容クリニックで相談してみるという方法もあります。
【目の下のクマの種類】
目の下にできるクマには、その原因によって種類があります。
・茶クマ・・・メラニン色素が沈着して、皮膚が茶色くなってしまったクマです。そのため、茶クマの改善には、たまってしまったメラニンを体外に排出することを助け、なおかつ新たにメラニンを生成することを抑制することが必要です。
・黒クマ・・・加齢や遺伝などが原因で、目の下にくぼみやたるみができ、そこに影ができてクマになっています。このタイプのクマ治療には、くぼんでいる目の下に適度のボリュームを作ることが必要です。
・青クマ・・・目の下の皮膚は他の部分よりも薄くなっていて、多くの毛細血管が集まっています。この部分の血流が悪くなると静脈の血管が透けて見え、青黒いクマになります。寝不足や疲れ、ストレスによって起こるクマは、このタイプです。
【目の下のクマ治療法】
美容クリニック等で行っているクマの治療方法はいろいろありますが、大きく分けると次の3つに分けられます。
1.目の下の脂肪除去治療
目の下についてしまった脂肪を取り除く方法です。ほとんどの場合、レーザーメスを用いて行うので、出血や傷跡がありません。手術も短時間で終わるので、体への負担も軽いです。
2.ヒアルロン酸注入
ヒアルロン酸はもともと肌にあって、肌の弾力を作るには欠かせない成分です。これを注射器で挿入することにより、肌のハリをよみがえらせ、クマを改善する方法です。ヒアルロン酸は私たちの体内に存在する成分ですから、副作用を起こすことはほとんどありません。
3.色素沈着治療
シミなどの治療と同様で、レーザーなどを照射し、メラニン色素を除去する方法です。メスを使わないので手術の跡が残りません。レーザーの熱は表皮層を通り抜け真皮層のメラニンに直接働きかけます。できてしまった目の下のクマを取り除くのと同時に、メラニンの過剰産生を抑制することもできます。
【気になる人はまず相談してみては】
美容クリニックで行われる治療法には、このほかにもさまざまな方法があります。自分の悩みにどの手術があっているのか、まずは気軽に相談してみましょう。同時に、バランスの良い食事と睡眠をしっかりとり、肌のターンオーバー機能をアップさせることも重要です。