生命保険の乗り換え時に気をつけたいポイント
- 2015/8/3
いつ乗り換える?
生命保険には定期型と終身型があり、終身型ならば解約しないかぎり保険料はずっと一定で、乗り換えの心配はありません。しかし定期型に加入している場合は、契約が切れる前に更新するか、別のものにするか、見直しをしなければなりません。今回は生命保険の乗り換え時に気をつけるべきポイントについて解説します。
定期型の場合は保険料は掛け捨てになっているため、更新時に乗り換えを考えてみるといいでしょう。今の保険の契約が合っていると思えても、契約したときとは自分の年齢などの条件も変わっていますし、新しくお得な保険が登場している可能性もあります。定期型の場合は手続きをしなければ、自動で更新されてしまうため、更新時期をしっかり把握しておかなければなりません。
また終身型で積み立てタイプの契約をしている場合は、乗り換えのタイミングは難しいでしょう。タイミングを間違えば解約返戻金が少なくなってしまうことがあるからです。終身型の場合は、できれば保険料を支払い終わったときに解約し、乗り換えるといいでしょう。保険料を支払い終わっていれば、支払った保険料の総額は戻ってくることが多いです。
必要な手続き
保険を乗り換える場合、もとの保険を解約しなければなりません。しかしここで間違ってはならないのが、新しい保険に加入してから元の保険を解約するということです。これが逆になると、どちらの保険からも保障されない空白の期間ができてしまいます。そのため、まずは新しい保険にはどのようなものがいいか検討し、保険会社に連絡、それから加入手続きをとっていつから契約が開始されるかを確認します。それから元の保険の解約手続きをすすめるといいでしょう。
保険の解約時は、保険会社の担当者もしくは保険会社の窓口に連絡し、解約の旨を伝え、手続きをとることになります。解約手続きをスムーズに進めるために、連絡する前に以下の書類を先に準備しておくことをおすすめします。
・保険証券
・契約時に使った印鑑
・身分証明書
・振り込み口座の通帳
・委任状(代理店の場合)
代理店での加入
このような手続きが自分では不安、よく分からないという人は代理店の利用をするといいです。独立系の代理店ならば、資格をもったプロが中立的な視点からさまざまな保険を紹介してくれますので、多様な商品の中から自分にあったものを探すのをサポートしてくれます。相談だけなら無料というところもありますので、相談するだけしてみるといいでしょう。本当に見直しが必要か、乗り換えればどのくらいお得になるのか、手続きはどうしたらいいか、なんでも相談できますので、よりよい選択をするためにも代理店の利用はおすすめできます。