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マレーシア移住生活 「ムスリム女性とヒジャブ」
- 2016/7/19
今回はムスリム女性についてお話したいと思います。
まず、マレーシアの人口対比の説明から。
マレーシアには他民族国家です。大きく分けると3つの民族が共に暮らしています。(少数民族もいます)一番多い民族はマレー系で 約67%。彼らのほとんどがムスリムです。
次に多いのは、中国系 約25%,次に多いのはにインド系(約7%)になります。
(参考:外務省http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/malaysia/data.html)
ムスリムの女性のほとんどは布をかぶっていますよね?それはHijab(ヒジャブ)といいます。ヒジャブはアラビア語で「覆うもの」という意味です。
ムスリムの女性は家族や旦那以外の男性に髪の毛を見せてはいけないのです。
それはイスラム教の経典「コーラン」にもはっきり書かれてあります。(参照:コーランSurah An nur verse 31)
クルアーンの第24章30節には「また、女子の信者にはこう言え。目を伏せて隠し所を守り、露出している部分のほかは、わが身の飾りとなるところをあらわしてはならない」とある。他に33章でも女子の服装に言及している。
それでは、ムスリムの女性はいつからヒジャブを着用する義務を持つのでしょうか。
実は、いつからだと決まってないですのです。大体12歳くらいから着用する人が多いです。しかし、もっと小さな時から着ている人もいます。それは家族や育った文化に影響されてることが多いので、母親の信仰心が深ければ早めに着用させることになるでしょう。
ムスリムの女性髪を隠すことで、おしゃれが出来ないと思うと大きな間違いです。
彼女たちはヒジャブで自分の個性を表現します。かつてヒジャブの基本色は黒とされていて、その長さも胸や腰まで隠すとベストだといわれていますが、最近の若者のファッションを見るとそれが変わりつつあるということが分かります。
デザインも豊富で巻き方も100種類以上あるのです。
ムスリムの女性のファッションについて気になる方は以下のURLを参考にして頂くといいと思います。(http://www.zawara.com/)