病気や事故後では遅すぎる!独身のための保険は?
- 2017/6/7
独身でも保険って必要?
保険というと20代、30代のうちはまだまだ必要ないだろう、と考えている人が多いのではないでしょうか。実際独身者には保険に未加入で、結婚や出産という段階になってから保険に加入するという人が多いようです。また、独身者でも一部の人は保険に対する意識が高い人もいますが、その中には入りすぎて無駄に保険料を支払っているという人もいます。若い独身のうちはどんな保険が必要なのか、それぞれの保険の性質とともに理解を深めることが必要です。
医療保険
まず最低限必要なのは医療保険です。医療保険とは、病気で入院や手術を受けなければならなくなったときに、その費用の一部が支払われる保険です。もちろん病気になったときには国民健康保険による医療費の補助もありますが、入院したときにかかる日用品の費用や、一部の先端医療などではカバーされません。また若いうちは貯蓄額も少なく、病気や怪我で休職・退職しなければならなくなったときに大変なことになりまねません。
医療保険には、契約してから死亡するまで保障が一生涯続く「終身型」と、5年や10年といった一定期間だけ契約しその間だけ保障される「定期型」とがあります。定期型の場合、契約更新するたびに保険料が値上がりするため、おすすめなのは保険料が変わらない終身型の医療保険です。若いうちに加入すると、50代60代になってから加入するよりも保険料が安くすむ場合が多いです。
また死亡保障についてですが、独身者ならば自分の葬儀費用分だけ契約しておけばいいと思います。養っている家族がいるならば、自分が死亡したときに備えて生活費の補助などに役立てられるように、まとまった額を準備しておくべきだと思いますが、そうでない独身者は300万円もあれば充分だと思います。
貯蓄としての保険
医療保険の次に必要なのは「貯蓄型保険」です。貯蓄ならば定期預金でしているから充分だ、という人も多いかもしれません。しかし、あえて保険を使って貯蓄するのにはメリットがあるのです。おすすめなのは「終身保険」を使っての貯蓄です。
終身保険とは終身型の生命保険のことですが、終身保険は保険料を支払い終わればまとまった保険金をうけとることができます。途中解約すると支払った総額よりも少ない額しか戻って来ないことも多いですが、保険料を支払い終わっていれば保険料の総額よりも多く受けとることができます。一般的に、保険料を支払い終わってから解約するまでの期間が長いほど、受け取る保険金は多くなっていきます。
今は独身でも、将来の結婚や出産費用のための貯蓄や、留学やマイホームなど自分の夢をかなえるための貯蓄のために、終身保険を利用することができるのです。途中解約すれば損をすることから、簡単にはやめられないため強制的に貯蓄することができるのです。
自分にあった保険に加入しよう
以上独身時代に必要な保険について解説しましたが、いかがだったでしょうか。大切なのは、自分のライフプランと照らし合わせて、少なすぎず多すぎない適切な保険に加入することです。興味をもったかたは、保険会社のホームページなどで、保険加入のシュミレーションをしてみてはいかがでしょうか。