複雑な中東情勢を理解するための3つの視点

  • 2016/2/15

中東情勢は理解しにくい
 日本でもISISの脅威が毎日のように報道され、世界が注目する中東情勢も他人事ではないことを多くの人が理解したと思います。イスラム過激派組織や紛争、産油国の影響など中東の情勢は世界に様々な影響を与え続けています。しかし中東は民族、宗教、国家、テロ組織など複雑な情勢がからみ合っており、ニュースの解説を聞いたくらいでは理解できない人が大半なのではないでしょうか。そこで、今回は複雑な中東情勢の中で、現在ポイントとなっているいくつかの事実を紹介します。

若者人口の増大
 日本や欧州の先進国の間では、急速な少子高齢化が問題化しています。しかし中東各国では若者の人口が増加しており、世界でアフリカに次いで若者人口の割合が多い地域になっています。また以前に比べると教育の水準も向上しています。しかし中東は政治的に不安定な国が多く、若者の失業率は高く仕事があっても不本意なものであることも多いようです。社会的に抑圧されている反面教育水準が高くなっているため、体制に対して強い不満を持っており、それが社会を不安定化させる原因にもなっています。

サウジアラビア・イラン・シリア
 中東内でも特に問題を抱えている国がいくつかあります。特に世界に影響を与えているのは、サウジアラビア、イラン、シリアです。サウジアラビアは言うまでもなく世界一の産油国であり、産油国の盟主の地位を持っています。1970年代の石油危機以降原油価格を政治利用するようになったため、その影響力は絶大です。またサウジアラビアは王政ですが、莫大な富を持っており国内に反対勢力が存在しないため、今後も民主化はしないでしょう。

 イランの抱えるのは核開発問題です。イランは濃縮ウランをつくり保有し続けていました。それを取りやめさせるために各国が経済制裁を行なっています。イランは対話の姿勢を見せており、核開発問題は解決していくと思われます。
イラン
 シリアは内戦中であり、すでに20万人以上の死者と300万人以上の難民を出しています。しかし内戦はいまだ終わりを見せていません。シリアではシリア政府軍と反体制派との間で武力衝突が続けられていて、また国外からの勢力が紛争に加わっていることで、紛争は複雑化し解決には遠い状況です。

宗教対立・ISIS
 中東ではイスラム教内での対立が長年続き、多くの政情不安定やテロ、紛争の原因となっています。スンニ派もシーア派も、互いを敵対視して対立しています。ISISはイスラム国家の樹立を目標に勢力を拡大している過激派組織で、スンニ派の組織です。世界中から協力者を集めており、支配地域には警察組織を設立したり、調整したり、行政機構を整備したり、油田を掌握したりとこれまでの過激派組織と異なった動きを見せています。しかし暴力によって人々を支配することなど許されるはずがありませんし、高度な兵器や軍隊を持っているわけでもないため、いずれ壊滅させられると言われています。

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