人見知りを克服したいあなたが知っておくべき”外向き”という視点

  • 2015/9/10

人見知りを克服したいのに初めて会う人や年上、異性の前では動揺してしまったり、あがってしまうという人は案外少なくないのではないでしょうか。そして、そんな自分を責め立てて自己嫌悪に陥ったり、そんな自分が嫌いという人もいることでしょう。
そこで今回は、そんなあなたが最も大切にすべき『内向きから外向きへ』という意識の視点についてお話しします。

性格ではなく習慣
まず、今回お伝えする『内向きと外向き』は性格ではなく意識すべき視点の方向であることを念頭にいれておいて下さい。
一般的に内向的な人・外向的な人と表現される場合、引っ込み思案な人や社交的な人など、性格やキャラクターという意味合いで使われることが多いでしょうが、これらはその人の個性であり変える必要のない性質のものです。
そこで、これらとは明確に区別した上で、人見知りの人が変えるべき『内向きと外向き』という意識の方向であり、これらは習慣的に変えることができます。

批判的な内向きの視点
人見知りの人は意識の視点が過度に内向きとなり、「こんなことをしたら変に思われないだろうか?」「こんな私を受け入れてもらえるだろうか?」という無意識のネガティブな質問が頭の中を飛び交っていることが多いと言われています。
自分が作り出した他人の視点が自分を鋭く観察している状態であり、向けられる言葉の多くは肯定的というよりはむしろ否定的な言葉であることがほとんどです。
自己嫌悪や自己否定、自分嫌いに陥りがちな人は自分が作り出した他人の視点が自分を批判的に指摘することにより作られるだけでなく、自分が作り出した自分の視点が自分を批判的に指摘するため、内面の四方八方が批判の壁で囲まれるようになります。
こんなことを続けていては、どれだけ正常な人であっても心が苦しくなってしまうでしょう。

外向きの視点を身につけよう
最終的な目標となる姿は『内向きの視点を外向きの視点へ転換すること』ですが、いきなりこれまでのベクトルを180度変える必要はありません。
何事も変化の段階というのがあって、変化には時間の経過が必要になります。いきなり何段も上の階へ上がれないのと同じように、一段一段着実なステップを踏みながら目標とする場所へ向かうことこそ結果的には最短距離となるのです。
つまり、今のあなたに最も大切なことは内向きの視点と同時に外向きの視点を持つということになります。

人見知りは相手を見ていない状態
人見知りの人は相手をよく観察しているからこそ過度に相手を意識してしまうと誤解されることがありますが、実際は相手をよく観察していない状態の現れです。人見知りの本当の姿は相手を目の前にして自分にばかり意識が向かっている状態なのです。
相手を冷静に判断することなく自分自身を守ることにばかり意識が向いている状態であり、自分自身を見透かされないよう必死に自分の内面に対する意識を敏感にしている状態と言えます。

内向きの視点を優しく
外向きの視点を身につけることと同時に身につけておきたいことがあります。それは内向きの視点を『批判的なものから優しいものに変えること』です。
昔から「自分に厳しく、他人に優しく」と教えられて育った人や自分のことを好きになれない人の特徴は自分自身を責め立てることにあります。どれだけ他人に優しいあなたであっても自分に優しくない状態は、寝ても覚めても離れることのない自分をかけがえのない存在としてねぎらうことができない可能性を高めることになります。
人見知りの克服や改善において大切なことは「自分に優しく、他人に優しく」であるべきです。自分に向けた優しさから受け取るポジティブな感情を他人に向けることこそ本当に豊かな人間関係の第一歩と言えるのではないでしょうか?

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