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ゴールデンウイークの東京は激混み? 穴場の国内旅行は?
- 2015/4/24
ゴールデンウィークといえばUターンラッシュ。
東京からは人が出て行くのだから、きっと東京は空いているに違いありません。
ゴールデンウィークの東京は穴場なのでは?
そう思って、ちょっと調べてみました。
観光庁が発表している統計に観光入込客数というのがあります。
都道府県単位でどのくらい観光客が来たのかを見る統計です。
それによると、
1位 東京都 21705万人
2位 千葉県 4048万人
3位 京都府 3791万人
4位 兵庫県 3184万人
5位 愛知県 2756万人
(回答しているのが34都道府県で、観光客数が多そうな、大阪や神奈川などのデータがありません。平成25年のデータで、これが最新のものです)
ちょっと意外な感じがしませんか?
しかも、ひとつだけ、桁がおかしい都道府県があります。
そう、東京都です。
つまり、東京には年間で2億1700万人の日本人の観光客が(この統計では外国人の方は別に集計されています)訪れているということになります。
日本の人口が約1億2000万人ですから、なんと総人口の倍近い観光客が、東京に流れ込んでいるのです。(一年間で何回も東京に行く人がいるのを数えるので、こういうことになります。1回の旅行ではいろんなところを回っても1回とカウントします)
2位の千葉県でも5000万人に届いていないのに・・・東京都との差は約1億7000万人。やっぱり日本の総人口を超えています。
つまり、ゴールデンウィークでもいつでも、東京の人気スポットは混んでいるということですね。
当たり前の結論になってしまったので、空いているだろう国内旅行先を探してみます。
他県からの観光入込客数の少ない都道府県です。
1位 高知県 264万人
2位 青森県 306万人
3位 愛媛県 307万人
4位 鹿児島県 346万人
5位 北海道 367万人
意外なことに北海道がランクインしています。
北海道を訪れる県外観光客は、東京の1/60にすぎないようです。
しかも、北海道の広さは東京の38倍です。
密度で考えると、東京には北海道の2000倍の観光客がいるということに・・・
それはさておき、北海道はアクセスの基本が飛行機になるので、GW、お盆休み、正月休みに観光客が集中しているという可能性はあります。
では、その他の空いていそうな県はどうでしょうか。
1位の高知県から4位の鹿児島県まで、都市部から飛行機でないと移動が大変そうな県が並んでいます。(沖縄県は集計中でデータがありませんでした)
ということは、ゴールデンウィークに混雑を避けるカギは飛行機にあるのかもしれません。
もちろん、飛行機に乗るには空港へのアクセスがあって、搭乗できる人数も限られるため、飛行機の中は混んでいるのでしょうが。
それでも、飛行機で座れないということはありませんし、一度着陸してしまえば、普段とは違う世界を、のんびり味わうことができるのではないでしょうか。
以上、データからゴールデンウィークの混雑状況を探ってみました。
あくまでも、数字から考えただけなので、あまりあてにはならないかもしれませんが。
それでも、東京は混み過ぎだ! ということだけは確かなようです。