もう高い教材は要らない!初心者でもネイティブと英語交流
- 2017/1/23
冷え込みが厳しい季節。こう寒いと、何をするにも億劫に感じますね。そして、新年の決心が揺らぎ始める時期かもしれません。
「今年こそ英語学習をやりなおすぞ!」と、あんなに鼻息が荒くなるくらい意気込んで教材やテキストを購入したのに、「勉強しなきゃ」と思うとちょっと気が重い……
今日は、そんな英語初心者だった私が、Facebookでいつのまにか国際交流していた体験をお話します。
<日本の意外な文化に興味をもっている外国人もいる!>
普通に身近な友達や大好きなアーティストのファンとの交流に利用していただけのFacebook。ある日、突然外国人から英語でメッセージが届きました。「ハロー、初めまして。僕もあなたと同じ○○のファンです。友達になってください。」どうやら彼は、アーティストのファンが集まるグループから私にたどり着いたようですが、私は正直驚きました。そのアーティストは、海外での認知度はそう高くなく、欧米にファンがいるなんてまったく想像もしていなかったからです。当時の私は(オーマイガー!)と焦りながら、「メッセージありがとう。仲良くしてね。」と返すのがやっとでした。
<簡単なやりとりでも、まずはとにかくやってみる>
一回メッセージを返すとすぐに返事がきました。weblio先生やGoogle翻訳先生のお世話になりながら、やっとの思いで返信。すると、またすぐ返事がきます。(この人は暇なのか)と思いつつ、それよりなにより(今まで私が学校で習ってきた英語学習はいったい何だったのだろう)と、とてつもないショックを覚えました。だって「私、英語はあまり得意ではないの」とすらすぐ返せないのですから。……でも、この画面の向こうに自分と同じ趣味を持つネイティブがいると思ったらこのチャンスは逃せない! 思えばこれが、私の英語やる気スイッチが初めて入った瞬間でした。
<毎日英語をつかわなければいけない状況に追い込む>
私はとりあえずメッセージの返信に役立ちそうな最低限の中学生の文法をおさらいし、ネット辞書を検索しながら、とにかく時間を置かずにすぐ返信するよう心がけました。やりとりしているうちに、日々の出来事の言い回しや使う場面がなんとなく理解できるようになってきます。そしてさらに、その言い回しを自分が今度は使ってみるようになり、学校では習わなかった用法も知らず知らずに身に付きました。
<国際交流のグループに参加してみる>
Facebookを検索すると、日本の友達がほしい人が集まるグループや語学交流したい人たちのグループが見つかります。最初は参加するにも勇気がいりましたが、自分から積極的に挨拶したりコメントしたりするよう努力しました。するとどうでしょう。英語圏以外の人ばかりではなく、ヨーロッパ、アジア、中東……本当にたくさんの国の人たちが臆することなくかたことの英語でアプローチしてくるではありませんか! 私にとってこれは驚きの世界でした。
これらの体験から、「勉強しなきゃ」という焦りや「学習」という言葉への苦手意識がすっかり消え、現在の私は海外の人たちとビデオコールでやりとりしたり、洋書に挑戦したり、海外サイトで買い物するなど、お金をかけない実践的英語学習を楽しんでいます。
もし、あなたがFacebook、Twitter、その他世界につながるSNSのアカウントを持っているなら、試してみませんか? もしうまくいかなくても、お金をかけない分、後悔することはありませんから!