苦手な人との付き合い方
- 2016/1/28
職場やご近所さんの中には一人や二人、苦手な人が居るものですね。もちろん、「そんなことないですよ」と言われる方もいらっしゃるとは思います。周囲の人に恵まれているか否かは、その人の人生において、ワザと嫌な立場でいてくれる人。もっと解りやすく説明すると、周りに恵まれている人は、嫌な思いや乗り越えなければならない壁(課題)が無い訳です。そうすると、常にぬるま湯状態で居心地の良い環境が、既に出来上がってしまっているという事になります。しかし、人は成長していく生き物ですし、何かしら困難な事態が生じないと、考えないし、気が付かない鈍感な人になってしまいます。つまり、極端な例でいうと「地球は自分を軸に回っている」状態が発生するのです。独りよがりで気がついたら、周りに誰も居なかった。としたら、とても寂しい事ですよね?
そこで、登場してくれるのが「苦手な人」なのですね。ここからは、少しスピリアルチュア的な部分に入ってくるのですが、信じるも信じないも、これを読まれている方のご自由にして頂いてもらって良いことです。人は成長=魂の成長なのですが、その為に肉体を授かってこの世に誕生し、必要性があってこの時代・その環境に存在するのです。従って、肉体なしでは、魂の成長が図れないということなのですが、非常に解りにくいと思います。魂だけの時は、痛みや苦しみを感じることがなく、幸福感に包まれます。魂の状態というのは、肉体から離脱した時の状態を指します。しかし、自殺など自分で自分の人生に幕を引いてしまった方に関しては、この限りではなく、人生=課題を放棄してしまったので、生まれ変わった時にもう一度同じような試練を乗り越えなければなりません。ここでは、病気や事故死、老衰など、一見自然とは思えない死であったとしても、それは必然性で成り立っている事を前提としてお話しますね。
まず、人が亡くなると肉体から魂が抜けて、先程のような幸福感に包まれます。そのままでは、魂の成長は出来ません。皆さんは生まれる前に、過去生における失敗や学ぶべき課題を決めて生まれてきます。その課題が何なのかは、悲しいかな…大人になるうちに忘れてしまうそうです。そこで、デジャブってご存知ですか?「あっ、この場面、前にも見たことがある」という事が皆さん経験されているのではないでしょうか?これが、デジャブと呼ばれることで、私たちは生まれてくる前に一回、シュミレーションをして生まれてきます。このデジャブというのは、そのシュミレーション通りに人生を送れているよ。という証なのです。とても、不思議ですし、宗教がかっていますよね。でも、何の宗教とも関係ありませんので、ご安心下さい。勧誘など一切しませんし、仕様がありません。
話を戻しますが、周りに苦手な人がいて、どうしてもお付き合いしなければならない場合、あなたならどうしますか?その方と顔を合わせる度に気分はブルー一色に違いありません。私の経験上、人は変えられません。まして、生まれ持った性格など一緒に住んでいても変えようがありません。では、どうすれば良いのか?最初は感覚を掴むまで難しいかもしれません、が。なんと、自分の考え方を変えるだけで、周りの環境も変わってくるのです。「嘘!?」と思っている方は、試しにその苦手な人に対して、その感情を捨ててみましょう。自分が好意を持てば、相手も好意を持ってくれると言うでしょう。まさに、その苦手な人はあなた自身であり、あなたは自分に対して苦手意識を持っている訳です。そう考えると、少しは相手の気持ちを理解しようと努力してみようって思いませんか?それが、まさに魂の成長であり、一つ課題をクリアした事になるのです。では、そこから逃げたとしたら、結果は目に見えています。その課題がクリア出来るまで、苦手な人が必ず現れます。どちらにせよ、早かれ遅かれクリアしなければならないのであれば、早めに宿題は片付けてしまいたいですよね。
さあ、どうでしょう。この事一つにおいても、何となく克服できそうな気がしてきませんか?勿論、努力というより、視点を変える必要はあるかもしれません。もしかしたら、今まで苦手だった人の違う一面を垣間見る事が出来るかもしれません。無二の親友になれるかもしれません。思い出してみてください。大概、親友や友人と呼ぶ人に限って、出会いは最悪ではなかったですか?余り良い印象がない。とか、ありませんか?人とのつながりは、自分が思っているほど、最悪な事ばかりではありません。今からでも、気持ちを切り替えて、元気に過ごせるようにしましょう。