使える英語を身につけるためのポイント7つ
- 2015/10/13
仕事に必要でなくても、英語が話せたらかっこいいし、海外旅行に行った時にも何かと便利ですよね。それなりの英会話力をつけるのは、難しそうに見えて、実はそんなに難しくはありません。
英語をスキルアップするための心積もりみたいなものをまとめてみました。
1. 英語を話す環境を作る
最も大切なのは、英語を使う機会を創り出すということです。英語のネイティブが友人にいれば、手っ取りばやいですね。もし、自分の周りに英語を話す人が全くいないなら、英会話学校に通ったり、スカイプなどを利用した英会話講座を受講するのも方法です。
とにかく、話す環境を整えないことには、実用的な英語を身につけることは不可能です。
2. インプットが無ければアウトプットできない
何だかんだ言っても、語学は持っているボキャブラリーに左右されます。
しかし、単語やイディオムを覚えても、すべてそれを使えるものではありません。個人差がありますが、100個単語を覚えて、すぐに使いこなせるのはそのうち20個ぐらいではないでしょうか。
それでも、インプットしないことには、アウトプット出来る可能性はありませんから、単語やイディオムはひたすら覚えるしかありません。自分の興味のあるジャンルの単語から覚えていきましょう。
3. 話したいと思った動機を忘れない
動機はかなり大切です。語学習得には、膨大な時間とエネルギーが必要です。それでも、努力し続けるには、強い意志とハッキリした動機が重要なのです。
私の場合は、英語でクレームをつけられなくて泣き寝入りしなければならなかったのが、英語を勉強し始めたきっかけでした。口惜しい思い出が原動力となった訳です。
最初のきっかけが何であろうと、ある程度話せるようになり、会話が楽しくなってきたら、しめたものです。
自分で表現することが楽しいと思えるようになれば、英語はどんどん身についてきます。
4. 上手く話せなくてもひるまない
英語を学習中は、うまく話せないと恥ずかしく感じたり、積極的に話せなかったりします。でも、私たちは英語のネイティブではありませんから、英語が話せないのは当然です。
相手の言っていることが分からないときは、「私は英語のネイティブではないので、あなたの言っていることがよくわかりません。もう一度繰り返してもらえますか」とはっきり伝えましょう。
うまく話せないからといってひるむ必要はありません。むしろ、うろたえずコミュニケーションしようとする姿勢を見せることが大切です。
5. 持っている知識で文章構成する
英会話に必要なのは、日本語を英語に翻訳することではなく、自分の持っているボキャブラリーの中で、いかに自分を表現するかです。
持ってる知識をフル活用して、自分の伝えたいことを構成しましょう。少々文法が間違っていても、会話の中では気にならないことがほとんどです。
新しい表現を覚える時には、どんな状況でどのように応用できるかを想像しながら覚えると、表現力が広がります。
6. 昨日より進歩した自分に誇りを持つ
目標を持つことは大切ですが、あまりに高い目標を掲げると挫折してしまうものです。「一日10個単語を覚える」というような目標は、達成できないとストレスになり、途中でいやになって投げ出してしまうことにもなりかねません。
何か目標がほしいなら、あまり具体的すぎる目標を定めるより、「毎日何か新しい表現を覚える、でも土日は休み」というようなおおざっぱで、達成しやすい目標を立ててみましょう。
目標達成型よりも結果オーライ型のほうが長続きします。昨日と比べて、何か新しいことを学んだ今日の自分をほめてあげるのです。
7. 発音をあまく見ない
6000語のボキャブラリーを持つ発音の悪い人と、3000語のボキャブラリーしかない発音の良い人は、後者のほうが「英語が話せる」という印象を持たれがちです。発音というのはそれぐらい大切なものです。
聞き取りの力と自分の発する発音の良さは比例すると言われます。すなわち、「r」と「l」が聞き取れない人は、「r」と「l」の発音が自分自身できていないということです。
逆にいえば、それを区別して発音できるようになると、聞き分けもできるようになるということです。正しい発音を身に付けるために有効なのは、音楽を利用することです。好きな英語の歌を繰り返し口ずさんでいるうちに、いつの間にか正しい発音が身についています。
ぜひ試してみてください。
以上、英会話力を身に付けるためのポイントを挙げてみました。
語学はあくまでコミュニケーションのツールです。うまく使って、海外の人との交流を楽しんでくださいね。