1日じゃ遊びきれない!滝野すずらん丘陵公園
- 2017/2/10
北海道札幌市にある、国営の滝野すずらん丘陵公園。中心部から少し離れているとはいえ、札幌市内にあるとは思えないほどの広大な敷地面積を誇ります。札幌市内にあり駐車場が広いので車で行くこともできますが、最寄駅からバスも出ています。園内は6つのゾーンに分かれており、1つのゾーンだけでも一日中楽しめるようになっています。自然多い公園なので、夏と冬では全く違った表情を見せてくれます。季節毎にアクティビティも充実しているので、一年中楽しむことができます。
■開放感たっぷりの「こどもの谷」
公園の中心ゾーンにある「こどもの谷」は自然に囲まれた広大な遊び場。スリル満点の滑り台が楽しめる「あり塚の塔」はこどもの谷のシンボルになっています。その名の通り「あり塚」をイメージして作られており、子ども達は「アリ」の気分で塔を登っていき、頂上からは谷を一望することができます。反対に、塔の下にある「ありの巣トンネル」は薄暗い地下の迷路をドキドキしながら進みます。他にも、ドームいっぱいに張り巡らされたネットを登ったり、ぶら下がったりする「虹の巣ドーム」、高い城壁に囲まれた迷路「さまよいの洞窟」などなど。広い敷地を存分に生かした、スケールの大きいアスレチックの数々が子ども達を待っています。フワフワのクッションで作られたドーム型の「フワフワエッグ」は小さな子どもでも楽しむことができます。
■「森のすみか」で小動物気分
森の中というロケーションに、木材やネットで作られた大きなアスレチックが置かれています。「リスの散歩道」は切株と切株の間に張られたネットの中を渡るというもの。木の中をくぐっていくような、まさにリスの気分を楽しめます。切株の迷路や木登り用のネットもありますが、アスレチックの大きさもあって小動物になった気に。体をめいっぱい使って挑戦してみてください。体を動かして疲れたら、「ゆらゆらきのこ」でブランコを楽しんだり、「こもれびネット」でゴロンと横になったりするのもいいかも。山小屋や休憩用の工房もあるので、一休みすることもできます。
■渓流ゾーンの自然巡りを自転車で
渓流ゾーンと呼ばれる、厚別川流域を中心としたエリアは入場が無料です。水遊びや散策で自然を満喫することができます。敷地が広いので、あちこち巡る人にはレンタサイクルがお勧めです。自転車をレンタルすれば、エリア内にある「アシリベツの滝」や「鱒見の滝」などを巡ることもできます。川遊びや釣堀、バーベキューを楽しむこともできるので、何をして遊ぶか迷ってしまいそうですね。
■冬には冬の楽しみ方
雪の季節になると、園内でチューブそりやスキー、スノーボードを楽しむことができます。雪上を歩く「スノーシュー」や歩くスキー「クロスカントリースキー」で園内を巡って大自然を感じるのもいいですね。小さな子ども用に雪遊びやそりを楽しめるエリアもあります。安心して遊ばせられるので、雪遊びデビューにはもってこい。アシリベツの滝では滝が凍る「氷瀑(ひょうばく)」という現象を楽しめます。
遊びごたえ満点の滝野すずらん丘陵公園。北海道の自然を存分に生かした様々な遊びが楽しめます。一度足を運んだら、次はアレもコレも楽しみたい!となってしまうかも。天気のいい日、どこまでも広がる緑の中で家族みんなでのひと時を満喫に出かけてみませんか?