レストランで恥をかかない為の10ヵ条
- 2017/2/10
外国の常識が日本の非常識になる事がある様に、日本人が普段何気なくやっている事が、外国では非常識になる場合もあります。日本にとってわりと身近な存在のアメリカなどにも、日本とは異なるマナーが多々ありますので、今回は外国のレストランで、ぜひ気をつけて頂きたいポイントをお伝えします。
ドレスコードを確認する
日本でも常識ですが、TPOに合わせた服装で出かけるのがマナーです。高級レストランですと、ネクタイ着用の所もありますし、カジュアルすぎる服装だと入店を断られる事もありますので、事前にドレスコードを確認する事をオススメします。
レディーファーストを心得る
アメリカはレディーファーストの社会です。男性が女性に車やレストランのドアを開けてあげるのがマナーで、男性が車から降りて、さっさと先にレストランに入って行ってしまう様な事はNGです。男性が周りから白い目で見られてしまいますので、ぜひ恋人やご主人にレディーファーストを心得てもらいましょう。ア恥ずかしがらずに堂々とレディーの扱いを楽しむのも、良い旅の思い出になるのではないでしょうか?
煙草は我慢
観光で訪れる日本人も多いニューヨークやロサンゼルスなど大都市のレストラン内は、
100%禁煙になっています。無意識に煙草に火をつけてしまった、なんて事にならないように気をつけて下さい。又、その他の多くの公共エリアも禁煙です。
誰かれ構わず大声で呼ばない
チップ制度の関係から、レストランでは各テーブル担当のウエイター/ウエイトレスが決まっていて、誰かれ構わず声をかけて用を頼むのはマナー違反です。又、「すみませーん!」と大きな声で呼ぶ行為も非常識と思われてしまいます。用がある時は、担当のウエイター/ウエイトレスと目線を合わせて軽く手をあげてアピールしたり、近くに来たら小声で呼び止めるというのがスマートな方法です。そして、飲み物や料理を運んできてくれたら、「サンキュー」と声をかけるのもマナーです。
すすらない
これはよく知られていると思いますが、スープやラーメンなど麺類をズルズルとすする音はタブーです。
食器類は置いたまま
日本人はご飯のお茶碗を手に持って食べますし、お味噌もお椀に口をつけて飲みますが、アメリカではどちらも行儀が悪いとされています。アメリカの日本食レストランでも、お味噌汁に必ずレンゲやスプーンが付いてくるのです。日本人は習慣でつい手に持ってしまいがちですので、気をつけて下さいね。
ゲップは下品だと認識する
ゲップは日本でも好まれる行為ではありませんが、外国では日本以上に下品とされています。しかし絶対に人前でしないというわけではありません。当然、出てしまう時もありますよね。そういう時は「エクスキューズ・ミー」と言いましょう。
お酒に飲まれない
基本的に酔っ払う事にあまり良いイメージはありません。レストランでは、お酒はたしなむ程度に飲むのがマナーです。特にビジネスの場では、見境なく酔っ払うと自己管理が出来ない人と思われ、信用に傷がつく可能性もある程なのです。飲みたい人はレストランではなくバーに行けばよいのですが、日本の様に安全ではありませんから、トラブルを避ける為にもアルコールは程々にするのが賢明です。
会計はテーブルで
会計は担当のウエイター/ウエイトレスに頼み、席で支払いを済ませます。お会計を頼む時、日本人はよく指でバッテン(X)をするしぐさをしますが全く通じません。料理が不味かったのかな、など不満があると勘違いされてしまいます。外国では手でサイン(署名)をするしぐさをすれば伝わります。
チップを忘れない
一般的にチップは合計金額の15%~20%です。レストランのオーナーは、ウエイター/ウエイトレスがお客さんからチップを貰う事を前提に時給をかなり低く設定しています。彼らの主な収入源はチップなので、相当酷いサービスでない限りチップは置いています。
「郷に入りては郷に従え」という言葉がある通り、海外旅行に出掛ける前に現地の常識やマナーについて学んで行くのが、トラブルを避け、より思い出深い旅づくりの最善な方法ではないでしょうか。