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冬の結露対策 ~大事なオウチをカビさせないために~
- 2016/10/26
冬の朝、カーテンをあけると窓に水滴がびっしり、なんてことありませんか?
この水滴を結露といいます。
これ、ほっとくと後で大変なことになるんです!
かといって、対策に手間がかかるのも困りますね。
そこで、私の母(60歳)が教えてくれただれでも簡単にできる結露対策をご紹介します。
まずは、結露について簡単に理解しましょう。
■どんなときに結露は起こるの?
一言でいうと、家の外と内で温度差があるからです。
たとえば、
・夜、外の空気が冷え込んだとき
・室内で暖房をつけているとき
などに起こります。
■結露が起こるのはなぜ?
家の外と内で温度差があるとき、より温かい内側の、窓付近の空気が外側の低い温度により冷やされます。
そうすると、空気に含まれる水蒸気が水になって、水滴として窓につくのです。
■結露をほっとくとどうなるの?
結露は水滴、つまり水です。
これが窓についているだけなら良いのですが、まわりの壁紙にしみこむと大変。
壁紙に染み込んだ水分はなかなか乾かず、そのままカビになっちゃうんです。
ここから本題、結露対策です。
■カビにならないために、どうすればいい?
毎日のことだから、簡単に対策できるといいですよね。
そこで、うちの母に教わった結露対策をこっそり伝授しちゃいます。
手順はたった2つ。簡単!!
1. タオルで窓についた水滴をふく
朝起きたら、まず、まわりの壁紙にしみこむ前に、水滴をふきとりましょう。
前の日のお風呂上りに使ったタオルを使い、そのまま洗濯しちゃうと便利です。
2. 窓をあける
家の外と内の温度差がなくなれば、水滴はつかなくなります。
だから、窓をあけて外の空気を室内に入れ、温度差をなくしましょう。
ちょっと寒いけど、そこは我慢。
この2つをやるだけで、ほとんどカビずに済むんだそうです。(母談)
■結露が起きにくい家をつくる
家を建てる、引っ越しをする、などの場合はそもそも結露が起きにくくなるような工夫もできます。
・窓を二重にする
ペアガラスや二重サッシなどにすることで、家の外と内がガラス一枚で遮られる、ということがなくなります。
窓ガラスの内側に水滴がつくこともなくなり、カビとも無縁、というわけです。
・家具の配置を工夫する
家具を置くときは、壁から5cm以上離しておきましょう。
空気の通り道を作ることで、温度差がうまれるのを防ぎます。
また、窓際に家具を置かないことも大切です。
結露対策グッズを活用する
まわりの壁紙をガードする、結露防止テープ。
水滴を吸い取る、結露吸収シート。
そもそも結露が起きないようにする、結露防止スプレー。
などなど、いろんな種類があるようです。
数百円から数千円まで、お値段もいろいろですが、試してみる価値はありそうです。
いかがでしょうか。
窓を二重にする、というのはなかなか今すぐの実践は難しいですが窓をタオルでふいて、換気する、という2ステップならできそうな気がしませんか?
私もさっそく、明日から試してみようと思います。