旬の食材を堪能する「ばら寿司」作りに挑戦

  • 2016/5/26

四月後半から、五月は一年のうちで、もっともたくさんの花が咲く季節。学校や職場などの新しい環境に、すこしずつ慣れてくる頃ではないでしょうか。けれども、同時に緊張がほぐれてきて、一気にだるさを感じるときでもあります。
ゴールデンウィークは、そんな鈍い疲れを発散させるのに、ちょうど良い時期。 
遠出をするのも楽しいものですが、おうちでも手軽に非日常な感覚を味わうこともできますよ。

たとえば、山椒の新芽を摘んできて、「ばら寿司」を作るのはいかがでしょうか。
「ばら寿司」は、岡山県の郷土料理です。ちらし寿司に似ていますが、火を入れた材料だけで調理をする、ちょっとめずらしい寿司です。もちろん、本格的なものになれば、とても手が込んでいて、仕込みにも数日かかってしまいます。
ですが、「ばら寿司」を作る一番のコツは「楽しむこと」です。とくに難しい決まりはありません。
地元では、今でもハレの日や、祭りの定番メニューです。縁起が良く、体にもやさしいのが嬉しいところ。

冷蔵庫の整理と、気分転換をかねてチャレンジしてみませんか。
早速、おおまかなレシピを紹介しましょう。

①まず、炊飯器に昆布と日本酒を入れて、ごはんを硬めに炊きます。
そして、酢と砂糖をくわえて寿司飯にしてください。このとき市販のすし酢でもかまいません。また八朔や甘夏柑のような、酸味の強い柑橘類をかわりに使うこともできます。さらに、寿司飯に炒った白ゴマを混ぜ合わせてるとコクが出て、小さなお子様にも食べやすくなるのでおすすめですよ。
 
②次に、茹でた烏賊と蛸を微塵切りにしたものを混ぜ込みます。お好みで、ちくわや、にんじんを追加してもおいしいですよ。

③ここからは、ごはんに混ぜるのではなく上にのせていきます。デコレーションケーキの飾りつけを連想させる、この作業は、こども達もはりきってお手伝いをしてくれます。
寿司桶にごはんを平らにもりつけ、その上に、錦糸卵、炒めたえんどう、あなご、海苔の順にバランス良くおいていきましょう。

④最後に山椒の新芽を散らして完成です。

手軽にできて、見た目にも、鮮やかで豊かな気分が味わえますよ。酢は、クエン酸が含まれていて、肉体疲労に即効性があります。ごはんのカロリーが気になる方は、雑穀米で作っても歯ごたえがあって良いですね。芸術品のような「ばら寿司」ができる過程は、なんだかテンションがあがります。
えんどうや山椒の、旬の素材を存分に堪能できて、さらに健康になれる「ばら寿司」作りに挑戦してみませんか。 

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