健康的に痩せる ダイエットライフ【お風呂編】
- 2015/4/28
一口に「ダイエット」と言っても、その方法は星の数ほどあります。中にはリスクが高かったり、後で後悔するような間違った方法も。流行の方法に惑わされず正しい知識を身につけて、健康的に、リバウンドなしのダイエットライフを楽しみましょう!今回は、ダイエット時のメリット満載な「お風呂」についてです。
お風呂に入るとどんなメリットが?
入浴というと簡単にシャワーで済ませてはいませんか?入浴の目的は体を清潔に保つだけではありません。きちんと湯船に浸かることにはたくさんのメリットがあるので覚えておきましょう。女性の低体温や冷え性が問題視されている昨今。体温を上げたり冷えた末端を温めたりするのに一番手っ取り早いのは、何と言っても湯船に浸かることです。お風呂は体を芯から温めることはもちろん、一日の疲れやストレスを癒したり、血行を促して全身のコリをほぐしたりと、心と体の健康のためにいいこと満載。さらにダイエットにも大変有効です。お風呂で温まって汗をかくと、老廃物を外に出すデトックス効果が発揮されます。これにより代謝が促され、継続することで脂肪を燃焼しやすい体質に。基礎代謝量もアップし、太りにくく痩せやすい体づくりにも期待できます。またデトックス効果と水圧のマッサージ効果でむくみも緩和され、即効の引き締めも。まさにお風呂はダイエッターにとって、なくてはならない生活習慣というわけです。
ダイエットに効く入浴法1 <ヒートショックプロテイン入浴法>
最近メディアに登場し、話題になっている「ヒートショックプロテイン入浴法」。熱めのお湯に浸かり体にストレスをかけることで、傷んだ細胞を修復する働きを持つ「ヒートショックプロテイン(HSP)」というタンパク質を増やす方法です。HSPは免疫力を高めたり細胞を修復したりするほか、代謝を活発にし、脂肪を燃やす働きも持っているため、ダイエットにも大変有効です。入浴のしかたは、40度のお湯なら20分、41度なら15分、42度なら10分、お湯の温度を保ちながら浸かります。厳密にはHSPがもっとも増えやすい38℃以上の体温を保つため、舌下タイプの体温計で体温を測りながらの入浴がベストです。この入浴法は2、3日後に効果が発揮されるため、週に2回程度行うのがいいと言われています。
ダイエットに効く入浴法2 <温冷浴>
温冷浴とは、42度くらいの熱めのお風呂に浸かり、温まったところで浴槽から出て、手足に約10秒間ずつ冷水をかけることを数回繰り返す入浴法。サウナと同じ原理で、血管を収縮させて熱を閉じ込め、保温効果を持続させることができます。体温が上がると脂肪の燃焼も上がるのでおすすめの方法です。
HSP入浴法は週に2日がベストなので、残りの日は温冷浴や半身浴を組み合わせるのもいいですね。ゆっくりお風呂に浸かって、効率的にダイエットを進めましょう!