海外女性に学ぶ楽しく生きるコツ
- 2017/3/15
皆さんも海外旅行をしたり、日本でも在住の外国人の方と交流を持たれる機会があるのではないかと思いますが、交流していく中で価値観の違いや日本人には無い発想に驚いたり関心された経験がおありではないでしょうか。
今回は筆者が暮らしているレユニオン島の女性に特徴的な生き方や価値観についてご紹介します。
[1]言いたい事をはっきりと言う・気兼ねしない
pro.foto
レユニオンの女性に特徴的なのが、思っていることを迷わずにはっきりと言うところですね。ここが日本人とは完全に対照的なところです。
例えばレストランに食事に行った場合に、あれは嫌いだとか、こんなのしかメニューに無いのかだの結構言いたい放題な方が多いですね。
仕事においても勤務内容や休暇等少しでも納得いかない事が有れば上司であろうが物怖じせずに意見します。
友人関係でも私はあなたのここが嫌いだとか結構言いたい放題でその場で喧嘩になったとしても、あとはスッキリして喧嘩した相手とも普通に談笑していたりします。
この傾向レユニオンだけでなく、フランス女性全体にも言える部分で、謙虚である事を美徳とし、、気を使って当たり障りの無い事しか言いたがらない日本人の感覚では信じられない態度ですよね。
[2]ありのままの自分を受け入れた上でのお洒落
pro.foto
レユニオン島はインド、アフリカ系や白人そして中国・ベトナム等、沢山のルーツを持つ人々が暮らしています。他人種である事もあり顔立ちも体型も多種多様。
基本的に日本と比べて全体的にふくよかな女性が多いです。でも彼女たちそれを全くネガティブに捉えずむしろ自分の個性として、堂々と体型を隠さずに思い思いの服装やメイクでお洒落を楽しんでいます。これがまたセンス良く纏めている方が多く関心させられます。
筆者自身は日本ではいわゆる中肉中背の標準体型なのですが、以前職場でふくよかな体型の同僚から「何でそんなに細いのよ~あああれだ!絶対お腹に寄生虫いるんだよ(笑)」と逆にからかわれていたくらいです。
年齢に関しても同じで、彼女達は「もう~歳だからショートパンツなんてみっともない。もっと年相応の落ち着いた格好をしなくちゃ」なんて懲り固まった考え方をしません。もっと柔軟に年齢よりもまず自分に似合うコーディネートである事を重視します。わざわざ高いお金を出してブランド物にこだわるよりも、安くても自分に似合っていてお洒落だと思う物を身に付けている方多いですね。
[3]細かい事を気にしない・クヨクヨしない
日本人は仕事上でもプライベートでも、少しでも問題がおこると「あの時にああやっておけば良かったのに」などと少しでも原因を自分の中に求めて自己批判に走ってしまう傾向が有ります。それは良く言えば内省が出来ているという事なのですが、行き過ぎてかえってネガティブになってしまっている方も多い様に思います。
逆にこちらの女性は仕事等でミスした場合でも、「あっ、やってしまった」という程度で必要以上に謝りませんし、全く引きずらず、いつも通りに仕事を淡々とこなします。
[4]男性をあてにしない
pro.foto
レユニオン島の女性を見ていると、経済面・生活面ともにあまり男性に頼らずに極力自力でやっていこうとする女性が多いです。日本と比べて公共交通機関があまり発達していな山がちで起伏の激しい道路が多いので、運転が苦手だとかペーパードライバーなんて概念すら無く、皆さん普通にMT車を乗りこなしていらっしゃいますね。道路や地形の関係で、日本にあるようなAT車限定免許なんてものすら存在しないのです。
また経済的にも結婚後も夫婦別口座・別財布でお互いが平等に必要な生活費を出し合います。車の運転に関しては特に渋滞などで神経を使う為、あまりパートナーに頼って疲れさせたくないといった意見も多々耳にします。
また、自立している女性が多いせいか、声のトーンや話し方も同世代の日本女性に比べて落ち着いている方が多い様に見受けられます。
ここまでお読み頂くと、レユニオン島の女性の常に気ままで自然体な様子をご想像頂けたのではないかとおもいます。自立していてそれでいてストレスフリーな生き方、そのまま真似するのは日本では難しいですが、彼女たちのポジティブなものの考え方については参考に少し取り入れてみる価値があるかもしれませんね。