大人気のモロッカンオイルで美髪へ
- 2017/3/15
モロッカンオイルはヘアケア剤として非常に高い効果をもたらしてくれます。女性を中心に人気が高く、一般のトリートメントなどと比べ少し値段は高めですがその人気は衰えることを知りません。なぜモロッカンオイルがここまで人気なのかご紹介させていただきます。
【そもそもモロッカンオイルとは?】
モロッカンオイルはその名前からも分かる通り、モロッコで採取されます。モロッコの南西部、サハラ砂漠地帯などに生息しているアルガンツリーから採取されるのです。ただ、今は希少価値がとても高く一度に大量に採取することができないため比較的高価な値段で販売されていることが多いです。
【モロッカンオイルの効能】
モロッカンオイルに代表される主な効能はその保湿性、浸透性の高さでしょう。伸びも良く、なじみもとてもいいのでロングヘアの方でも少量でしっかり馴染ませることが可能です。
逆に、そのなじみの良さと保湿力の高さから多くつけ過ぎてしまうと重くなりスタイルも見栄えも悪くなります。特に髪の毛量が少なめな方やボリュームが出にくい方は注意が必要です。
オイルタイプのトリートメントは一般のものだと時間が経つと蒸発してしまったりと意外と持ちが悪い場合があります。ですがモロッカンオイルには「オレイン酸」が含まれています。このオレイン酸は蒸発しにくいため保湿を持続させてくれるのです。しっかり保湿をキープしてくれてさらに手触りもサラサラになるのでスタイリングの仕上げに効果的です。
【モロッカンオイルでアンチエイジング】
加齢や紫外線などを浴びることによって髪は参加してしまいます。基本的に健康な髪というのは弱酸性の状態で保たれているのですが、これが酸性に傾きすぎてもアルカリに傾きすぎても良くないのです。
そこで、このモロッカンオイルの出番なのですがモロッカンオイルにはビタミンEが豊富に含まれているのです。そしてビタミンEには「抗酸化作用」という働きがあるのです。
人の体は酸素を取り込むことで酸化してしまいます。金属が酸化して錆びてしまうことと同じように、人の体も酸化すると錆びてしまうのです。そしてそれを防いでくれるのが「抗酸化作用」なのです。
酸化してダメージを受けるのは髪も同じです。ですのでモロッカンオイルの抗酸化作用によって髪のダメージを防ぐことができるのです。紫外線を浴びるだけでも酸化してしまうので気を付けましょう。
抗酸化作用は様々な食べ物でも摂取が可能です。いくら髪だけ気を使っても体内が酸化してしまうと頭皮にも影響を与え、髪に栄養がいかなくなりダメージに繋がります。健康な髪を維持するには食生活も重要と言えます。
【モロッカンオイルの弱点】
ただ、ここで一つ気をつけなければいけないのがモロッカンオイルには抗酸化作用が含まれているのですが、同時に酸化しやすい成分も含まれています。フラックスオイルと言ってこれが髪にツヤなどを与えてくれるのに役立ちます。抗酸化作用との効果によって酸化は防ぐことができますが、長時間外にいる場合などは注意が必要です。
髪が酸化すると髪の毛が遅くなりハリやコシがなくなります。また、ごわつきの原因にもなりかねません。ですので長時間外にいる場合は使用を控えるか、使用した場合は必ずその日の夜には洗い流すようにしましょう。日本人はほとんどの方が毎日頭を洗うので問題ないことは多いですが、朝シャン派の方は気を付けたほうがいいでしょう。そうでなくとも頭皮に脂が詰まるとそれも髪には悪影響なのでシャンプーは夜のうちにするのをお勧めします。
どんなものでもメリットとデメリットは存在します。大事なことは自分の髪質を理解した上で自分に合ったものを使うことです。もちろんモロッカンオイルの性能は非常に高いので使用量に注意し、状況に応じて使用してみるといいでしょう。