妊娠中・育児中の人に聴いてもらいたい音楽
- 2015/5/12
私が妊娠中・育児中の人に聴いてもらいたくおすすめしたい音楽は「てるてるbabys」の「キセキ」という曲です。てるてるbabysは湘南乃風のメンバーである若旦那が「ムコ多糖症」を広く知ってもらおうと発起人となり、「ムコ多糖症」という難病患者の支援グループになります。てるてるbabyの正式名称は「てるてるいのち実行委員会」でメンバーは湘南乃風はもちろん、MINMIなど交流の深いアーティストが参加しています。
「キセキ」の作詞・作曲は若旦那の妻でもあるMINMIが担当しこれから誕生する子供の目線で書いてある曲になります。歌詞の中で「ねぇ もし僕がどんな障害もって生まれてもね 愛してね 笑顔は誰にも負けないから」という歌詞があります。妊娠にはたくさんの危険性が母子共にあり、気をつけていてもどうにもできない事があったりもします。
私は3人の子供に恵まれましたが、三男は羊水過少症の為、予定日より2ヶ月も早い出産になってしまいました。もちろん臨月に入る前の出産でしたので未熟児で体重は1586gでした。出産前は障害が残る可能性がある事や生存確率の話を医師にされ、とても不安でいっぱいでした。もし障害が残ったときの育て方など分からない事が多すぎて一人で悩んでいた時に「キセキ」を聴いて命の大切さを改めて実感したと共に不安に思うことは一つもないと思えました。もし障害があったとしても「普通に子育てすればいい、1日1日を生きてくれればいい」と思えました。
出産時は母親も大変ですが、子供も命をかけて誕生し両親に会いに来ているんだと思える曲で、今以上に子供を愛せる曲です。「キセキ」は障害をもった子を支援する歌ですが、障害以外でも妊娠・育児ではたくさん協力が必要な状況がでてきますが、一番理解してもらいたいパートナーの理解がなく、イライラする時やパートナーが無関心だったりもします。また、パートナーの心無い言葉に傷つく人も中にはいると思います。そんな時この曲を聴いてみてください。
状況や環境が違っても命は平等で、子供は「愛されるため」に生まれてきたということを再確認できますし、育児でイライラしている時に聴くと子供が生まれたときの喜びを思い出すことができます。最近は虐待での死亡事故がとても目立っていますが、虐待で子供を失ってしまう前に一度聴いてください。気持ちがあたたかくなり子供の大切さを実感することができます。