美容師が伝授!美容室で快適にすごす方法
- 2017/6/5
美容室ってリラックスしたいのになんとなく緊張してしまったり、美容師との会話にうんざりで苦手。できる事なら美容室には行きたくない、という人は少なくないと思います。そこで今回は、長い時間を過ごさなければいけない美容室で、どのように対応したら快適に時間をこなせるかや、美容室での常識非常識などを、美容師から見た目線でご紹介いたします。
すくない会話で明確に髪型をつたえるために
まずは美容室に行く前に、なりたい髪型をインターネットや雑誌などでよくチェックしておきましょう。こんな髪型が良いな、と思ったら写真をとって置きましょう。
お客様でよく、「写真を美容室にもって行くのが恥ずかしい」「モデルさんが可愛いので、これになりたいと言いずらい」などと言われる方がかなり多くいらっしゃいます。
しかし、”百聞は一見に如かず”。頑張って口頭で説明されるより、写真だとお客様のなりたいイメージを把握しやすいのです。ましてや、美容師は写真の中の髪型しか見ておらず、モデルの顔など全く気にしておりませんので、恥ずかしいとは思わず写真だけお持ちください。
ちなみに、以前のご自身の髪型が気に入っておられるのであれば、その写真をみせていただいても助かります。
暇つぶしできるものや食べ物の持ち込みOK
美容室って、カットだけでも1時間、カラーやパーマもしたら2.3時間はかかりますよね。この間ただ座っているだけ、美容室の雑誌を読むだけだとかなり暇です。
ほとんどの美容室は食べ物、飲み物持ち込みOKです。お腹が空きそうであればごはんや、小腹用におかしなどを持ち込んでいただいてかまいません。
暇つぶしにタブレットやソートパソコンで、ヘッドホンをして映画をみてもOKです。(美容師との会話が苦手な方にお勧めです。)
トイレや預けた荷物が必要な場合はいつでも一声かけて
もちろん長い時間いればトイレにだって行きたくなります。席に座る前にトイレに行っておきたい時もありますよね。
預けた鞄に携帯電話入れっぱなしで、今ちょっと携帯電話が必要になった、そんなときもぜひ、誰でもいいので美容師に一声おかけください。
美容室には基本トイレは設備してありますし、荷物の出し入れも可能です。
美容師たちが忙しそうにしていても大丈夫です。それくらいの事で嫌な顔をすることは全くありません。
美容師と話したくないときは寝たふりか何かに集中する
美容師はよくお話し好きとか言われますが、これには仕事上の理由がちゃんとあります。髪型を作るうえで、実はお客様の私生活って重要だったりするんです。たとえば、普段髪を結ぶとか、仕事上どんな髪色なら許されるのか、私生活ではどんなものを好まれているのか、それが分かることによってよりお客様の好みに近い髪型をイメージすることができる、これがよく言われる理由です。
もうひとつは、人は他人に直接触れられると警戒心をもちます。そこで緊張が発生するのですが、もし美容師が無言で無表情でただ機械のように髪の毛を触っているだけだと、お客様が緊張したままで警戒心を持ちつづけるため、たとえ出来た髪型がOKだったとしても、美容師に対しての信用がなく、なんとなく嫌なイメージをもちやすいのです。
そこで、なにげない会話でもしてお客様の緊張をほぐし、お互いに相手の事を知り、良い信頼関係を築くことが重要になっていきます。
しかし、中には空気を読まずにただベラベラ喋ってくる美容師もいますよね。そんな時は、寝たふりを見せつけるか雑誌や何かに集中するか、最初の受付の時に一言「今日は疲れているので静かに過ごしたいのでよろしくお願いします」と伝えるのもとても有効です。
美容師からしても無駄に喋らなくて良いのであれば楽ですし、それがお客様のご希望だと分かっているのであれば、喜んで!という感じです。
気を使わないでリラックス
このように美容室では、意外に気を使わなくても大丈夫です。長い時間過ごさなければいけない美容室、できるかぎりリラックスできるように、なんでもお店側に伝えてください。きっと美容師もそれに答えてくれるはずです。