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おいしい春キャベツのかんたんレシピ
- 2015/5/13
春になると甘い春キャベツが店頭にたくさん並んでいます。「安くてつい一玉買ってはみたけれど、全部使いきれるかな」と心配になったとき、簡単レシピをご参考にしてください。
①キャベツの成分
キャベツはビタミンC、ビタミンU、カルシウム、食物繊維などが豊富に含まれています。ビタミンCは免疫力をアップし風邪を予防する効果があります。ストレスの軽減に欠かせない要素であり、肌荒れ防止効果もあります。ビタミンUは、胃腸の粘膜を健康に保つ効果があります。胃腸薬などに含まれている成分です。食物繊維は、余分なコレステロールを吸着し、体外に排出させるため、血液ドロドロを防ぎ、便秘解消にもなります。
②おいしいキャベツの見分け方
3月から5月に出荷される春キャベツは、葉がふんわりと巻いているものを選びましょう。冬キャベツは、逆に葉がしっかりと巻いていて重量感があるものが良いようです。
葉が緑色で切り口が白いものが新鮮です。断面が膨らんでいるものは、鮮度が落ちています。軸が500円玉大より小さいものが、葉が柔らかくおいしいキャベツです。
③春キャベツのあっという間にできるかんたんレシピ
キャベツのおつまみ
1.キャベツを適当な大きさにカットする。
2.レンジ用蒸し器にいれ1分ほどチンする
3.できあがり。食べる時に、豆板醤を混ぜた味噌や、ゴマダレなどお好きなたれをちょっとつけて召し上がってください。
キャベツのかんたん炒め
1.キャベツを一口大にカットする
2.フライパンにごま油大さじ1をいれ、ニンニク一かけを香りが出るまで炒める。
3.キャベツをいれさっと炒める
4.できあがり。余計な味付けをしないでそのまま召し上がってください。
春キャベツは、生でも食べられるおいしさなので、火を簡単に通すだけで、十分おいしく出来上がります。火を通すことによって、より甘さが引き立ちます。
④ザワークラウトを食べてみる
ザワークラウトを知っていますか?ドイツ語で「酸っぱいキャベツ」という意味で、キャベツを乳酸菌で発酵させた漬物のような食材です。胃腸によいキャベツを使っている上に、発酵食材ということで、とても健康的です。ドイツでは国民食と言われているほど良く食べられています。ソーセージや豚肉と一緒に食べることが多く、シンプルな味付けのお肉と非常に相性がよいです。
最近はスーパーなどでも、ザワークラウトの瓶詰が売っていますが、輸入物は、けっこう酸っぱくて独特の味がします。興味のある方はお試ししてください。豚ロースのとんかつ用などの厚めの肉を買ってきて、塩コショウ、ニンニクでシンプルに焼いて、ザワークラウトを付け合せで食べれば、ザワークラウトが肉の味を引き立てて、おいしくいただけます。白ワインとも合うので、ちょっとおしゃれなおつまみにもなります。
ザワークラウトを作るのは、発酵させなければならないため、けっこうむずかしいので、今回はなんちゃってザワークラウトのレシピをご紹介しましょう。酸っぱさはお酢で代用します。
なんちゃってザワークラウト
1.キャベツを千切りにする。大きめにカットしてもおいしいのでお好みで。レンジで1分ほどチンする。
2.オリーブオイル大さじ1、みりん小さじ1、塩コショウ少々、酢大さじ2(酸っぱいのが好きな人は適量)をボールに入れよく混ぜる
3.2に1をいれよくまぜる。
4.ラップをして冷蔵庫で少しなじませてできあがり。
これにコーンをいれれば、コールスローっぽくもなります。
甘くておいしい春キャベツは、あまり火を通しすぎないのが、おいしくいただくコツです。歓迎会などの季節、飲み過ぎた次の日は、春キャベツ料理で、胃腸を整えてください。