- Home
- LIFE-STYLE, 健康, 生活雑学
- 冷え症退治は食事から!冷えに効く食べ物あれこれ
冷え症退治は食事から!冷えに効く食べ物あれこれ
- 2015/6/3
冷え性対策ってどうしていますか。分厚い靴下をはいてみたり、あったかガードルを使ってみたり、夏も冬も膝掛けとカーディガンを愛用したり、いろいろ工夫してること多いと思います。でもまず食べ物から考えてみてはどうでしょうか。
女性と冷え性はいわば宿命のライバルです。男性の冷え性ってあまり聞きませんよね。女性は男性に比べてどうしても冷えやすいんですよ。一般的に女性は男性に比べて筋肉が少ないです。筋肉は体の隅々まで血液を運ぶポンプの役割をしています。筋肉が少なければどうしても運ばれる血液も少なくなってしまいます。
そして一番大きいのは生理です。毎月定期的に出血していれば、そりゃ冷え症にもなるってものです。そうなると女性が冷えるのはある意味当然なのです。それを改善するためにはどうしてもいろいろな工夫が必要になってくるわけです。
○朝ごはん
まずは朝ごはんです。普段どんな朝ごはんをたべていますか。実は消化にかかる時間は食べ物によって違います。果物、野菜、炭水化物、タンパク質の順に消化は遅くなります。つまり朝からタンパク質をとると、内臓は消化のために朝から働くことになります。そのため血液は内臓に集まってしまい、冷えの原因になるのです。
たとえばトーストにゆで卵にホットミルクの食事、とても健康的に見えますよね。でも実際はタンパク質に炭水化物がプラスされて、内臓は消化のために頑張っています。これを果物と野菜スープに替えてみましょう。ただし夏の果物やトロピカルフルーツは体を冷やす作用を持っていますから避けましょう。スープは根菜を意識してくださいね。
お米でないと食べた気がしないという貴女にオススメなのはおかゆです。前の日にご飯を残しておいて翌朝お湯を加えてレンジでチンすればできますよ。梅干しをちょっとあぶっておかゆにプラスしてみてください。風邪をひいたときの食事は、つまり冷えを改善する食事でもあるのです。
○昼ごはん
朝に消化のよいものを食べると、お昼にはしっかりお腹がすいているでしょう。でもここでがっつり食べるのは注意が必要です。例えばお肉類を食べすぎると夜どころか翌日まで持ち越してしまったりします。ご飯2割肉や魚2割野菜6割が理想です。野菜は生野菜でもいいのですが、冷たいままではなく常温で食べるようにしましょう。
とはいえそんなにうまく食べられることばかりではありません。パスタが食べたい時もあればコンビニ弁当しか無理な時もありますよね。そんな時は食べる順番と食べ方を工夫しましょう。できるだけ野菜を先に食べましょう。これは消化の良い順番に食べるということになります。そして良く噛んで食べること。できるだけ内臓の負担を減らして、血液が体の末端まで行きわたるようにするわけです。
○夜ごはん
ここは昼ごはんとほとんど同じです。ただし自炊であれば気をつけて欲しいことがあります。白いお砂糖は使わないようすることです。食べ物にはいろいろな働きがあります。いろいろなものを適度にとっていればさして問題はありません。けれど精白されたお砂糖は体に水分を溜めこんでしまうのです。白いお砂糖ではなく黒いお砂糖を使いましょう。食後にお茶やコーヒーではなく生姜湯をどうぞ。これだけでも体がポカポカしてきますよ。
いかがでしたか。何事も徹底しすぎると続かなくなることが多いですよね。無理しすぎて諦めるより、出来る範囲で冷えに負けない体をつくりましょう。