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人生に役立つ心理学 ウソを見抜くポイントは?
- 2015/6/18
ウソに振りまわされていませんか?
人は誰でもウソをつきますし、ウソをつかれます。
些細なウソから大きなウソまで1日に200回のウソをついているとも言われます。
心理学的な特徴を知って、上手にウソを見ぬくことができれば、人間関係がもっと上手くいくかもしれません。
【ウソを見抜くポイント】
・目の動き
後ろめたいことがあるとき、人は目をそらしてしまうものです。目が泳いだり、逆に必要以上に目をそらさずに話したり、そういう目の動きがウソをついているときに表れます。
・不自然な表情
顔の表情が一瞬ピクリと動いたり、言っていることと表情にズレがあったり、そういう顔の不自然さは、緊張している証拠です。話しているときにぎこちない表情をしていたら、その人はウソをついているかもしれません。
・まばたきの回数
ウソをついていると、まばたきが多くなることがあります。話しているとき、普段のその人よりも明らかにまばたきが多いときは、ウソをついているなど何か緊張状態にあるものと思われます。
・不自然な話し方
話すスピードがいつもより速かったり、途中で何度もつかえたり、言い直したり、矛盾が多かったりとウソをつくと言葉のなかに不自然なところが多く見られるようになります。ウソをウソでかためるのは難しいものです。
・ムダの多い身体の動き
ウソをついているときはウソをつくことに必死になり、言葉や顔に集中力が向けられるため、身体の動きが無意識なものになりがちです。
その人がいつもと比べて、身振り手振りが大げさで、その回数が多かったり、手が不自然に動いていたり、と無駄な身体の動きはウソを示していることがあります。
以上はウソばかりついているわけではない「普通の人」の場合です。なかには「プロのウソつき」のような人もいて、この場合はウソを見抜くことが困難です。
【見抜きにくい上手なウソ】
・自然にウソをつく人
言っていることはほとんど事実だけれども、肝心なところでひとつだけウソをついている場合や、肝心なところをひとつだけ隠している場合、話していて矛盾することもあまりないため、見抜くのが難しくなります。
とくにウソをつくのが上手な人はウソをウソで塗りかためたりせず、ピンポイントで自然にウソをつくので、やっかいです。
・八方美人
相手に合わせて態度をコロコロ変える人の言っていることは、なかなか信じられないものですが、すべてがウソというわけでもありません。八方美人の人は、相手との関係において自分の立ち位置や、ふさわしいと思われる言動や態度を選んでいます。
これは性格ですので、本人もウソをついている意識は希薄でしょうから、見抜くのは困難です。
八方美人の人が言っていることを信用しなければいいだけのことなのですが。
ウソには、相手のためを思ってつくいいウソも、他愛のないウソもあります。フィクションの物語だってウソですから、ウソのすべてがいけないというわけではありません。
けれども、人を裏切るようなウソは許せませんよね。
上手にウソを見抜いて、惑わされないようにしたいものです。