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希少糖ってなに??
- 2016/6/3
最近、話題の甘味料ですね。
シロップ・スイーツ・たれ・ヨーグルトなど、希少糖入り商品は続々と発売されていますね。
実際にはどのようなもので何がいいのかな?
希少糖(きしょうとう)
自然界にはいろいろな種類の糖がある。
その中で微量しか存在しない糖を「希少糖」と呼ぶの。
国際希少糖学会により“自然界にその存在量が少ない単糖とその誘導体”と定義しています。
自然界に豊富に存在するD-グルコース・D-マンノースなどを除いた単糖の大部分を占めるの。
希少糖の中で研究が進んでいるD-プシコースは、砂糖の7割程度の甘味があるのにカロリーはほぼゼロ。
“食後の血糖値上昇を緩やかにする”“内臓脂肪の蓄積を抑える”など研究結果が報告されているって。
国際希少糖学会による代表的な希少糖
L-グルコース
D-アロース
D-タガトース
D-プシコース
キシリトール
L-リボース
希少糖のいくつかに、血糖上昇抑制作用が認められるものがあるのがわかっているの。
L-アラビノース ⇒ 砂糖の50%程度の甘味で、小腸で吸収されにくく、α-グルコシダーゼの活性を抑えるためグルコースの吸収を抑えるので、血糖値を抑制する作用があるそう。
普段の食卓に上がるものでは、味噌、パン、ビール、緑茶、紅茶などにアラビノースが少量含まれているの。
D-キシロースも、L-アラビノースと同様の活性が認められているの。
アラビノース・プシコースはダイエットに利用されているよ。
糖は大きく分けると3種類だって。ブドウ糖などの「単糖類」ショ糖(砂糖)などの「二糖類」でんぷんなどの「多糖類」二糖類や多糖類は、体の中で単糖まで分解され吸収。肥満防止効果のあるD-プシコースと、老化予防効果のあるD-アロース。
実際の体内での働きとは?
希少糖に含まれる2つの成分のD-プシコース・D-アロースの秘密
ごはんやパンなどのでんぷんは多糖類。
体の中でブドウ糖に分解されて吸収されるのだけど、
D-プシコースがこの分解を阻害して、つながったままのでんぷんは吸収されずに便として排出されるの。
また、分解されたブドウ糖は、腸で吸収されて血液と一緒に細胞に運ばれるが、
D-プシコースを一緒にとると、腸での吸収も阻害し吸収されるブドウ糖の量を減らすの。
D-プシコースは、吸収したブドウ糖を「貯蔵糖」として肝臓に取り込む。そうするとエネルギーとして
使えるブドウ糖が減るので、脂肪が燃えやせやすくなるって。
D-アロースは、本来の私たちの細胞からブドウ糖を取り込んでエネルギーを生み出す。
ですが細胞が弱るまると、エネルギーの代わりに活性酸素を生み出すの。
これを防いでくれ、活性酸素を元から断つことに役立つ。それに発生してしまった活性酸素も消去。
上手に使ってダイエットしてみる?
日頃の生活の中で、砂糖代わりに使う!!
D-プシコースはラムネのような、爽やかな甘みが特徴で、しっかりと甘さを感じられるから飲み物や料理に使ったりするといいですよ。冷やすと、より甘さを強く感じるそうですよ。
食べたでんぷんの分解、吸収を阻害してくれるので、食前、または食事と一緒にとるのが効果的ですよ。
朝に多めにとると、腸が活発に動く昼間にD-プシコースが働くので、おすすめだとか。
ヨーグルトや、コーヒーに入れてみてはいかがですか?
たくさん摂るとおなかがゆるくなることもあるので、食べ過ぎは注意!
D-プシコースは、合計摂取量1日50gを越えないように気をつけてくださいね。