加入前に確認したい医療保険のポイント
- 2015/6/18
医療保険って?
医療保険とは病気・怪我によって入院や手術に費用がかかったときに、その医療費の一部が保障される保険です。保険の中でももっとも人気な商品です。入院したときに一日当たり5000円、10000円などの保険金が給付される「日額」タイプや、病気になった時点でまとまったお金が給付される「一時金」タイプ、実際にかかった医療費に対して支払われる「実費保障」タイプなどがあります。
若いうちは元気で健康でも、仕事が忙しく体を壊しやすいものです。また若いときは貯蓄が少なく、大きな病気になったときに大変なことがあります。まだ若いから医療保険はいらないだろう、と安心は出来ません。医療保険にはどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。
医療保険のメリット
・幅広い保障
医療保険では入院したときに一日当たり一定額の給付が受けられる「入院日額給付」、手術を行なうときにかかる費用が支払われる「手術給付」、退院後に通院するときの費用が補助される「通院給付」など幅広い保障を受けることができます。保障内容は商品によって異なるため、加入前にどれが必要か、よく検討することが必要です。
・老後の医療費の準備ができる
家計における医療費の負担は年をとるほど高まっていきます。65歳以上になれば家計のうち10%以上は医療費が占めるようになると言われています。終身型の医療保険に加入すれば、現役時代に老後の分の保険料を支払い、老後は保障だけを受けることができます。
医療保険のデメリット
・給付制限
医療保険に加入しているからと、どのような場合でも保障を受けることが出来るわけではありません。その商品によって様々な条件があります。過去の病歴によっては保障を受けることができない場合があります。
・定期型は保険料があがっていく
医療保険には定期型と終身型がありますが、20代、30代の人は安い定期型に加入するケースも多いです。しかし定期型は5年や10年といった一定期間しか加入しないため、契約を更新しなければなりませんが、年をとるとそれだけ保険料があがっていくため、家計の負担は重くなってしまいます。終身型ならば保険料は変わらないため、一定期間しか保障がいらないという人以外は終身型に加入する方がお得になることが多いです。
医療保険はすべての人におすすめ
医療保険はたくさんの種類のものがあるため、自分にあったものを探して加入することができます。自分の現在の収入や病歴、将来のリスクなどをよく考えた上で保険会社のホームページでシュミレーションしてみてはいかがでしょうか。