『傾聴』を使えば上司との飲み会も怖くない!
- 2015/6/29
上司や会社の上層部との飲み会、好きですか?
私は結構好きなのですが、「できれば行きたくない」という人も多いですよね。
なんでみなさん、「行きたくない」っと思っちゃうのでしょうか
・話が長く、しかもおもしろくない、よくわからない
・やたら説教染みている
といったところでしょうか。
ところが、『傾聴』というスキルを使えば、上司ともちゃんと会話ができます。
しかも、帰るころには仲良くなって、翌日から仕事もしやすくなります。
今回は、『傾聴』スキルを使って上司と楽しく会話するコツをご紹介します。
●『傾聴』とは?
一言でいうと、話を聴くためのスキルです。
カウンセリングなどで、カウンセラーが相談者の話を聴くときに使ったりします。
●飲み会ではどうやって『傾聴』すればいいの?
飲み会で使えるコツを、順番にご紹介していきますね。
【コツその1:相手のことを知ろうというスタンスで】
上司とは仕事だけでいい、仕事外での上司なんか知りたくない、という方もいるかもしれませんが、仕事外の上司を知っておくと、仕事でも役にたつものです。
例えば、考え方や行動はみんな自分の癖というものがあるはず。
それを知っていると、仕事中の何気ない一言や行動に対しても、「きっとこういうことを考えての行動なんだな」と違和感なく受け入れられるようになります。
さて、ここからは飲み会中にやるべき行動をお伝えしていきますね。
【コツその2:とにかく相槌】
まずは、上司に“聞いているよ!”というアピールが大事です。
自分より年上の人が相手なら特に、相手はかわいい後輩にいろいろ教えてあげたくて、しゃべりたくてしかたないはず。
一生懸命話してくれているので、こちらも一生懸命聞いていることを伝えましょう。
その際、「話が長いな」っと思っても、相手が満足するまで待ちましょう。
ちゃんと相槌をうっていれば、ときどきは聞き流していてもばれません。
【コツその2:聞いた内容を要約して確認する】
話がひと段落したら、それまでに聞いた内容を要約して、伝え返します。
これは、“ちゃんと聞いて理解したよ!”というアピールです。
自分の言葉に置き換えて伝えられるとベストですが、難しいようであれば相手が使った言葉をそのまま使って文章にしてもOKです。
【コツその3:ときどき質問してみる】
話を聞いていて、もし気になったことがあればぜひ質問してみましょう。
質問が思いつかないときは、とにかく「なぜ?」ということを聞くとよいです。
上司の考えやとった行動の理由を聞くことで、コツその1にある癖の理解につながります。
【コツその4:相手のオススメを試してみる】
オススメしたことを相手がやってくれたら、勧めた本人もうれしいはず。
お酒でも料理でも、上司にオススメを聞いて合わせてみましょう。
また、いろいろ話す中でアドバイスなど出てきたら、簡単なことからでもやってみるとよいですね。
上司はだいたいが自分より年上ですから、そのぶん自分よりもいろんな経験をしているはずです。
上司、というよりも“人生の先輩”というつもりで話を聴いたりおすすめを試したりしてみると、自分にとっても新たな発見につながるのではないでしょうか。