学資保険ってどういうもの?
- 2015/7/10
現代では子どもの教育費はかなり高いものになり、家計の負担は増すばかりです。子どもは生まれたけれど教育費ってどうやって貯めればいいの?と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
教育費の貯め方としておすすめなのが「学資保険」です。学資保険とは、将来の教育費を貯めることを目的とした保険で、一定の保険期間の間に保険料を支払うことで、子どもが大きくなったときなどにまとまった教育費を受けとることができます。
今回は教育費の貯め方として、学資保険がおすすめの理由をご紹介します。
ポイント1定期預金よりも高い利率
低金利政策がとられている近年では、定期預金ではほとんど利子はつきません。銀行で預金している人は、利子に期待している人などいないでしょう。かといって自分で資産運用するような知識も時間もない、というケースは多いです。しかし学資保険で貯蓄すると、返戻率が110%にもなる場合があり、定期預金よりも優れていることが分かります。
ポイント2強制的に貯蓄できる
学資保険の特徴として、途中解約しにくいというものがあります。定期預金で貯蓄しているのならば、他にお金を使わなければならなくなったから、と簡単に解約できますしそれで損することもありません。しかし学資保険の場合はそうはいきません。学資保険の場合は、保険料を支払い終わらないうちに解約すると、たいていの場合支払った総額よりも少ない額しか戻ってきません。これではそれまでに学資保険で貯蓄してきた意味がありません。
これは学資保険のデメリットのように見えますが、そうではないのです。この途中解約のしにくさを利用して、強制的にお金を貯めることができるからです。ちょっとくらいの出費ならば、学資保険ではなく他の手段でなんとかしよう、という意志が働くことで着実に貯蓄していくことができます。
ポイント3安心の保障
学資保険にも様々な種類のものがありますが、多くのものでは親に万が一のことがあったときにその後の保険料が免除されるものがあります。例えば子どもが18歳になるまで保険料を支払うタイプのもので契約しており、15歳の段階で父親が死亡した、という場合はその後の三年間の保険料を支払わなくても、18歳時には規定通りの学資金を受けとることができる、ということです。
学資保険にも「貯蓄型」のものや「保障型」のものがあり、保険会社によって様々な内容のものが用意されています。自分の家族にあったプランを探してみてはいかがでしょうか。