甘くみたら大変! 自転車事故
- 2015/6/5
こんにちは、ライターのディランです。
みなさんは通勤・通学に何を利用していますか?
フレッシャーズや新入学のみなさんの中には「この春から自転車で」という方も多いでしょうし、中には「暖かくなってきたし、冬の間になまってしまったこの体をなんとかしよう」と自転車通勤を始める方もいらっしゃるのでは?
今日は自転車にまつわるちょっと怖いけど、実はものすごく大事なお話をしたいと思います。
●自転車事故で損害賠償9500万?
TVなどでもニュースになっていたので覚えていらっしゃる方も多いかもしれません。
事故当時小学5年生だった少年がマウンテンバイクで坂道を下っていた途中、散歩中の女性(当時67歳)に衝突。跳ね飛ばされて頭を強打した女性は事故後、意識がもどらず植物状態に。およそ5年後の2013年7月、神戸地方裁判所が自転車の少年の母親におよそ9500万もの多額な賠償金支払いを命じたという事件がありました。
【関西の議論】母親驚愕「息子の自転車事故の賠償金9500万円」の“明細”は…(1/3ページ) – 産経west
当時は子供が起こした事故の責任を親がとるという判決も話題になりましたし、なによりその高額な賠償金に皆が驚愕しました。
調べてみると、過去に自転車事故で高額の賠償が求められたケースが実はいくつもあることがわかりました。特に、自転車側の過失(例えば片手運転、無灯火など)があり、相手に後遺障害が残った場合などは高額なることが多いようです。
●賠償金が払えない!
9500万もの賠償金を請求されたら、みなさんはどうしますか? そう簡単に払える金額ではありませんよね。
実際、先述の少年の母親は破産手続きをし、賠償金ゼロのまま免責手続き。被害者家族への謝罪すらなかったそうです。
【関西の議論】母親驚愕「息子の自転車事故の賠償金9500万円」の“明細”は…(1/3ページ) – 産経west
当然、被害に遭った側も医療費、介護費その他もろもろ大きな負担となります。
私の頭をよぎったのは息子のこと……。私の息子はマウンテンバイクが大好きで、暇さえあればそこらへんで乗り回しています。自分が怪我をするだけなら自己責任で仕方ないと思うのですが、相手に何かあったら私にはどうしようもありません。
あのニュースの直後、心配性の私はすぐに自転車保険について調べ、さっそく加入することにしました。
●自転車保険に加入しよう。
自転車人口に対する加入率はまだまだ多くはないようですが、自治体によっては義務化しようと動いているところもあり、将来は自動車のように常識化する時代が来るかもしれませんね。
最近は、月額100円で入れる手軽なものから、損害賠償責任保険が最高1億円のものまでいろいろあるようです。
比較サイトをいくつか紹介します。
価格.com – 自転車保険 比較
私は手続きが手軽にでき、かつ損害賠償責任保険の手厚な補償が希望だったので、コンビニで手続きできるものを選びました。
幸い、今のところ事故に遭うことも起こすこともありませんが(あったら困りますけども)、多少の出費でも安心して毎日過ごしたいものです。
最後に…
保険に入っていようといまいと、自転車だろうと自動車だろうと安全運転は必須です。
みなさまが、この春から素敵な自転車ライフを送れますように…