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正しく感情をコントロールできる人が実践している3のこと
- 2015/8/21
焦り、苛立ち、悲しみ、不安など誰もが経験するネガティブな感情の波を上手に扱うことができたらどれだけ楽でしょう。今回は「これ以上感情に左右されたくない」と望む人が実践すべき3つのことをお教えしたいと思います。思い通りにいかなくて焦ったり、ムカつく上司に腹が立ったり、怒られて悲しんでいたこれまでの日常をもっと上手にコントロールしてみませんか?
1.リフレーム
フレームとは枠組みのことであり、頭に「リ(Re)」がつくことによって「枠組みを再び構築し直す」という意味になります。また、ここでいう枠組みとは思考の枠組みであり、より分かりやすく言えば思い込みということになります。私たちは、物事を客観的に理解しようとどれだけ頑張っても必ずどこかで独自の常識が働くため主観的とならざるを得ません。そのような思考のパターンが思い込みや勘違いを生み、”とらわれ”という枷となって私たちの心を不自由にしてしまいます。その心の枷を外し、再び新たな枠組みを構築する意図的な思考法こそリフレームなのです。例えば仕事で上司に怒られて「私はなんて能力がないのだろう。」という思い込みを持ったとします。このように1度構築された考えをリフレームする場合、当初の思い込みではなくより良い方向に心が動く思いつきを選択し、再構築することが大切です。それは例えば「あの時怒られたことはこれからの仕事のどの点に活用できるだろうか?」というものになるでしょう。このような素敵なリフレームを意図的に行うことで自分の感情を上手にコントロールしてみて下さい。
2.メディテーション
メディテーションとは瞑想のことですが、瞑想は何かに意識を集中させるという方法であり、集中力を高めることによってあなた本来のパフォーマンスを発揮することにその方法の目的があります。例えば感情が乱れてしまうような事態に巻き込まれた際、「その状況をどうしたいのか、そのためにどのように考え、どのような気持ちを得たいのか」という統一感のある質問についてのみ意識を集中させてみてください。人間の脳は非常に優れた構造をしており、あらゆるものを同時に認識することができると言われています。しかしそのことは、あらゆるものを同時に取り込むことによる混乱とそれぞれの認識の浅さを招いていると言うこともできるのです。言い換えるならば、1つの物事に意識を向けて集中するメディテーションは混乱を回避するだけでなく、認識の深さを導くことができるため、解決したい物事をしっかり整理してくれると言えます。
3.アクト
これまでの感情コントロール法は私たちの思考や脳を上手に活用したものですが、感情が乱れきった状態でこれらを実践することは適切な選択とは言えません。なぜなら、感情が乱れきっているということは、そのように考えるための心の余裕を失っている状態だからです。このような場合に大切なことは考えることや集中することではなく、実際に行動を起こすこと以外にはありません。ところで、焦りや怒り、悲しみや不安といったネガティブな感情は目標を達成するための行動を促す大きなエネルギーを備えています。つまり、ネガティブな感情は必ずしも絶対的に悪いとは言えません。どのように感情をコントロールすべきかについて暗中模索するのではなく、今のネガティブな感情のエネルギーを今やるべき行動へと転換することによって不安定な感情の波を収めることができるでしょう。