おなかに優しく、心に栄養がいきわたる、ヘルシーな「夜食」レシピ
- 2015/9/7
夜更かしは美肌の敵。早く寝るほうが、体はもちろんのこと、肌にもよいと、頭では理解していても、なかなか、そうはいかないのが現代社会。残業やつきあい、試験勉強など、理由はさまざまですが、どうしても、日付が変わるまで眠られないことも多いですよね。
そして、ふしぎですが、夜更かしをすると、昼間よりもずっとおなかがすきます。けれども、本来ならば体を休めている時間なので、ボリュームがあるものをいただくと、胃に負担がかかってしまうのも事実。
そこで、おいしくいただけて、体に負担がかからない「夜食」レシピを紹介します。
1「甘酒・豆乳」
発酵食品でもあり、「飲む点滴」とも呼ばれる「甘酒」。そのままでも、体があたたまりほっとした気分になれますが、豆乳で希釈することにより、美肌作用にすぐれ、同時に、胃腸にもやさしくなります。
・甘酒と豆乳を混ぜ合わします。濃淡はお好みで調節を。
2「納豆トースト」
納豆にふくまれる、「ナットキナーゼ」は、血液をサラサラにする働きにすぐれ、血栓の予防も期待できます。ごはんにかけていただくのが一般的ですが、食パンや、薄く切ったフランスパンとも相性抜群です。
1)食パン、もしくは、食べやすい薄さにスライスしたフランスパンに、薄くオリーブオイルを塗ります。
2)パンの上に、刻みネギと、納豆をのせます。
3)トースターで、こんがりするまで焼いてください。
4)醤油とからしをかけて出来上がり。
3 たっぷり根菜そば
食物繊維が豊富な上、体温を下げにくい根菜は、体にも美容にも良いことずくめ。単品のおかずとして食卓に並ぶイメージがありますが、麺類のトッピングとしても優秀です。
とくに、皮ごと調理することで、野菜の栄養素をまるごといただくことができ、さらに、うまみもアップします。
乾麺を使うと時間がかかるので、袋入りのすぐに食べられるそばを使うと短時間で仕上がります。そして、日本そばが苦手な方や、アレルギーがある場合には、うどんにかえていただいてもかまいません。
1)ささがきにした牛蒡、大根とにんじんは食べやすい大きさにカットしてください。いずれも皮はむかなくてけっこうです。
2)薄口醤油を混ぜた、だし汁に1)を入れて加熱します。
3)沸騰すると、ゆでた状態の日本そばを入れて、麺があたまらないようにほぐします。
4)そばに、火が通ると完成です。
遅い時間に食べ物を口にすると、ダイエットの妨げになりそうで、うしろめたい気分になりますが、消化が良く、ヘルシーな食材を選べば、心配しなくても大丈夫。
手軽に作れて、おいしく、体にやさしい、三品の夜食レシピを、ぜひ実践してみてください。