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ある日突然の足の指の激痛!もしかして痛風かも?
- 2017/1/25
ある日突然に襲われた足の指の激痛と腫れ。
けれど、何日かしたら治っていたなどということが、今までにありませんでしたか?ひどい靴ずれでも起こしたかな・・・とそのままにしてしまう前に!
もしかすると、それは痛風かもしれません。女性でも痛風にはなります!ご存知でしたか?
その痛みはまた再発してくる可能性もあります。痛風っていったいどのような病気なのでしょうか。
また、痛風になってしまったら、どんな治療法、予防法があるのでしょうか。
・痛風ってどんな病気なの?
一昔前までは、中高年特有の贅沢病と言われる病気でした。
ところが今では、20代の若者でも痛風になる人が増えてきているのです!
その痛風は、贅沢品の食べすぎではなく、ラーメンのスープなどに含まれるプリン体の過剰摂取や肥満などの要因、生活習慣の悪化などでなるということが徐々に認知されてきています。
痛風は、今ではめずらしい病気ではなくなり、誰もがかかりうる病気になってきているのです!
痛風の痛みは、何の前触れもなく、ある日突然やってきます。
たいていの人は、足の親指の付け根に痛みを感じます。発症部位の9割は足の親指ですが、まれにくるぶしや膝、肘などの関節に発症する人もいます。
発症する個所は1か所。2か所以上同時に発症するということはありません。
だいたい、1週間から10日ほどで痛みは引きますが、その痛みの強さは想像以上だそうです。
なので、風が吹いただけでも痛いということから、痛風と命名されました。
・痛風の治療方法と予防法
痛風は、比較的治療のしやすい病気です。まずは、早めに病院を受診し、適切な治療を受けることが大切になります。そのまま放置してしまうと、症状の悪化や発症部位の変形などの症状が起こってきてしまいます。
痛風の治療は、3段階に分けられます。
第一段階は、痛みを和らげるための薬物治療になります。発作時の痛みを緩和する効果のあるものと、前兆を感じた時に発作を予防する二つの種類のものになります。
これで、発作が治まれば、第二段階に入り、尿酸値を正常に戻す治療を行います。薬物治療を中心に食事療法や生活習慣を改善するなどといったことを併用した治療になります。
第三段階では、合併症や発作の予防のための尿酸コントロールの生涯治療になります。第二段階で下げた尿酸値を、再び上げない為にも薬物治療と食事療法などを徹底的に管理する必要があります。
痛風には、一次性(原発性)と二次性(続発性)のものがあり、痛風になる人の9割以上が一次性になります。
一次性は、生活習慣を改めることが唯一の解決策です。まずは、肥満予防に体重を毎日計り、記録することが大切。また、運動不足を解消するためにも万歩計をつけて、毎日の歩数を記録することも効果的です。自分で尿酸チェックできる試験紙も薬局で売られていますので、尿酸の自己管理もしっかりとしていきましょう。食事には、高脂肪、高カロリーのものをさけ、過度なアルコール摂取はひかえましょう。乱れた生活習慣や、肥満の解消が、痛風の改善、予防の全ての基本になるのです。
乱れた生活習慣、偏った食事習慣が痛風を発症させます。逆にいえば、日頃から気をつけていくことで、痛風は予防できるのです。あなたの生活習慣、食事習慣はいかがですか?痛風は、ある日突然やってきます。この機会に、もう一度自分の生活習慣、食事内容を見直してみませんか?