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あなたの猫は大丈夫?見逃しがちな猫のSOS!
- 2016/12/27
○猫は病気を隠す生き物
ペットとしても人気な猫!犬と違って懐きにくいと思いきや、ゴロゴロすりすり甘えてきたり天然の小悪魔っぷりに人間は翻弄されがち…。しかしどんなに懐いた可愛い猫も本能から病気や怪我を隠してしまいます。大切な家族の異変に気付けるのは飼い主だけ!今回はそんな愛猫の異変にいち早く気づく為に、猫の隠されたSOSサインをご紹介します!
○嘔吐
猫はよく毛玉を吐き戻しますので症状として軽く見られがちですが、1日に2回以上の嘔吐が2~3日続いた場合は危険です!ぐったりするなどの症状がなく、嘔吐だけの場合でも病院に相談の上出来るだけ早く病院に行きましょう。
○下痢
個体差はありますが猫は結構お腹を壊しがちな子が多いです。エサを変えた場合、その成分の違いからすぐに消化不良を起こして下痢になってしまう子も多いのでエサの切り替えは慎重にしましょう。また下痢は消化不良だけでなくお腹に寄生虫がある場合にも出る症状です。目視では確認できなくても、病院で調べて貰うと案外寄生虫がいたなんてことも!完全室内飼いの子でも感染する可能性があるので、下痢が続いた場合はすぐに病院に行きましょう。
○触られるのを嫌がる
普段はとても懐いているのに、触ろうとしたらシャーシャーと威嚇して触れない。こんな時は要注意です!猫は気まぐれだから。不機嫌なだけだろうと見過ごす飼い主さんが多いですが、猫はどこか体が痛むと触られるのを極端に嫌がります。また自然治癒をしようとゴロゴロと喉を鳴らすことも多いです。目だった外傷は無くても骨や内臓を痛めている可能性があるので、すぐに病院に行きましょう。
○水分を多くとる
季節やエサによって水分を摂る量は違いますが、大体1kgに対し60~70mlが一般的な摂取量です。レトルトパウチや缶詰などで水分を摂っている子は飲み水の量は少なく、ドライフードのみの子は多くなるなど食生活によってバラつきはあります。しかしこれを大きく上回るような量の水分を摂り続ける場合はすぐにでも病院に行きましょう。腎臓病やホルモンの異常など怖い病気のサインです。
○耳や頭をふる
頭を傾けながら歩いたり、耳をしきりに気にする猫は中耳炎の可能性があります。酷い痛みを伴う場合が多く、触ろうとすると逃げたり怒ったりします。また、部屋の隅や自分の寝床で固く丸くなり動かずエサを食べなくなる場合もあります。それ以上悪化する前に病院に行きましょう。
○便秘
猫のお腹はすぐ調子が悪くなりますが、便秘は怖い病気のサインの1つなのです。便秘は1日なら大丈夫ですが2日以上は続く場合は異常事態です。お腹を触ると下腹部がゴツゴツとしているのが分かります。原因はストレスなども多いですが、異物や腫瘍・ポリープなどから来る腸閉塞の可能性もあります。2日以上続く場合は病院に行きましょう。
普段見逃してしまいそうな猫の異常をまとめてみましたがいかがでしょうか?可愛い家族を守るのは飼い主の役目!普段の様子をよく観察することで異常を少しでも早く察知してあげましょう!