ゴールデンウイークはキャンプへ!アウトドアで発想を育てる
- 2015/4/28
昨年、娘とクリスマスショッピング中に見かけた赤ちゃんの玩具。今や赤ちゃんの玩具でさえスマートホンの形をしていてビックリ。17歳の我が娘は「私が小さい頃はパカッと開く携帯タイプだったのにね」と。。。私の時はジーコジーコとダイヤルタイプだったわよ。と思い出しながらも、これは同じ電話と言う玩具でも全く意味の異なる玩具であることに危険を感じずにはいられませんでした。私が小さい頃のダイヤル式は人間と言う相手が必要でした。時には相手がいなくても独り言のように喋っていればいいのですが、私の場合双子だったので、姉が必ず聞こえる場所で返事をしていました。糸電話もそうですね、必ず相手が必要でしたね。でも、現在の玩具の電話は違います。画面が変化して音も出ます。一人で遊べるんです。誰かとお喋りしなくて済むのでこれがエスカレートして、ある程度成長した際に、親子のつながりが薄くなったり、コミュニケーションの取り方が分からなくなったり、言っていい事、悪い事の判断がつかなくなったり、相手が自分の事を悪く思っているんではないかと、勝手に考えてしまったり。その場の空気が読めなかったり。現代の新しい問題となって来てるんではないでしょうか。でもこれじゃ、学校へ行くお子さんも、親御さんも辛くなります。大人の話に耳を傾けることが出来るようになって行くことも、これはご両親や身近にいる大人への信頼や尊敬の気持ちにも繋がって来ます。
かなり前置きが長くなりました。そう言う訳で、ゴールデンウィークにキャンプをしよう!家族や友達とのコミュニケーションを深めよう。私がブログなどで見かけるキャンプは、残念ながら一泊や二泊で終わってしまうのが殆ど。内容を見てみると、バーベキューしてお酒飲んで。。。終わり。。。?これではキャンプではありません。キャンプをするなら最低5泊はしたいものです。私は大抵一週間でした。それでもあっという間でした。このキャンプにはガジェット物は一切持ってってはいけません。ここが大事なポイントです。ご両親のどっちかが携帯だけ(ご両親も協力してくださいね)、ナビは仕方がないですが、でも無い方が皆で地図を見る勉強になりますね。さて、車に乗っていきなりDVD なんて邪道ですよ。景色を見てどう思うか、雲の形。。。とてもシンプルな感情を言葉で言い表してみる。親御さんがいろいろと質問したりクイズをしたりも良いですね。前の車のナンバープレートの数字を足し算や掛け算して答えるとか。お子様が小さければキャンプ場はなるべく近場がいいですね。現地に到着したらみんなで分担を決めます。お父さんがリーダーになって皆が楽しく一生懸命に働けるように誘導していかなければいけません。改めて、「お父さんかっこいい!」って思ってくれるチャンスですよ。テントを張るグループ、火おこしをするグループ、こんな事でも必ず沢山声を掛け合う。こんなシンプルな事がとても大事です。準備ができたら周辺を散策。家族みんなで歩く。これだけでもお子さんは嬉しくてたまらないでしょうね。落ち葉を蹴飛ばしたり、変わった形の石を拾ったり、お花を摘んだり、自然の中にあるものを採取してキャンプに戻ってスケッチしたりノートに張り付けたり。家族みんなで作ってみましょう。キャンプ場でもお友達が出来るかもしれませんね。夕飯はお母さんがリーダーになって皆に手伝ってもらいましょう。皆で作ったご飯は世界一美味しいはずです。夜は翌日の予定をみんなで話し合います。現地の博物館や牧場や畑などに行ってもいいかもしれませんね。計画を立てたら家族で団欒。お絵かきなどをして、「今日の絵日記」を作るのも一つのアイデアですね。トランプの様なシンプルなゲームでも、十分楽しいです。恥ずかしながら、私は意外とこのトランプにどっぷりとはまってしまいました。お子さんのお気に入りの本や図鑑も少し持って行くといいです。
如何でしょうか、ゴールデンウィークは行き帰りの渋滞が少々ストレスですが、日ごろ経験できない事、親子の絆を深めるいいチャンス,子供たちの創造力を鍛え、グループ活動の魅力などが得られそうではないでしょうか。