自宅のお風呂をエステにする節約おすすめ技
- 2015/4/15
毎日家事に仕事に育児にとお疲れ様です。たまにはゆっくりエステでもと思っても、時間がなかったりお金がなかったり、なかなか自分にご褒美も上手くいきませんよね。そんな時はおうちでできることをして、ちょっとゆっくりしてみませんか。おうちでエステといってもマッサージではありません。マッサージのかわりになること、それはつまりお風呂です。
シャワーだけではなくお風呂につかることは、それだけでもいろいろな効果があります。お風呂にゆっくりつかると冷え性や便秘も改善されやすく、ストレスの解消や免疫力アップにもつながります。それならばお風呂にちょっとプラスして、エステのかわりにしてみてはいかがでしょうか。
よく言われていますが、まずはお酒のお風呂を試してみましょうか。日本酒でも焼酎でもワインでもできますよ。だいたいグラスに3杯を目安に、お湯をはったお風呂に投入してください。酒風呂には様々な効果があります。
一番は疲労回復です。これは血行が良くなり体が隅々まで温まるから。もちろんお風呂に入るだけでも体は温まります。でもお酒が入っていることでより効果が上がります。そして湯ざめもしにくくなるのです。
オススメは日本酒です。安いものや残りものでも十分なのでコスパもいいですし、何より嬉しいのは美肌効果があることです。日本酒をもとにした化粧水などもありますよね。温まって血行が良くなって冷えが解消されて美肌になって、これって本当にお手軽なおうちエステではないでしょうか。
果物の皮も使えますよ。特に柑橘系のものはお風呂にぴったりです。ミカンやレモン、柚子やスダチなどなど、使ったあとに袋に入れてお風呂に投入するだけです。そのまま入れても問題なしですが、掃除が面倒になるかもなので布の袋に入れる方が便利かと思います。
一度にたくさん出るものでもないので網の袋に入れて吊るしておいて、乾燥したものをいれても効果は変わりません。血行促進の効果とともに、ビタミンCやクエン酸による美肌効果もプラスされます。ただ輸入品は防カビ剤がかけられている場合がほとんどなので、輸入品のオレンジやレモンは避けたほうが良いと思います。
もうひとつ、柑橘類と並んで楽しいのがリンゴの皮です。リンゴの香りでリラックスできると共に、ペクチンという成分が肌を柔らかくしてくれます。リンゴには医者いらずの異名があります。食べて健康になってお風呂でエステ気分になれるなんて、ありがたい果物ですよね。
お料理に使ったあとで一番役に立たないと思われるものは何でしょうか。食べ物に再利用もできず出汁もとれず、となるとどうしようもないと思えるのが卵の殻です。ところがこれがお風呂エステにとてもいいのです。
卵殻膜という言葉をご存知でしょうか。卵の殻の内側にある薄い膜のことです。ゆで卵をむく時に気がつくことが多いアレですね。この卵殻膜は昔から傷口に貼ると傷の治りを良くすることで知られていて、最近は様々なスキンケアにも利用されています。この卵殻膜をお風呂に入れるとどうなるでしょうか。
といってもいちいちあの薄い皮をはがす必要はありません。卵の殻を捨てずに洗っておいて、布の袋に入れて粉々にするだけです。そのままお風呂に入れて、お湯の中でもみほぐしてみてください。この卵殻膜にはヒアルロン酸がたっぷりと含まれています。そのためお風呂で使えば自然のヒアルロン酸エステになります。是非一度お試しください。
今回ご紹介した酒風呂、果物の皮風呂、卵の殻風呂の他にも、いろいろなものでお風呂はエステになります。布の袋がなければガーゼのハンカチで代用してください。あとくれぐれもアレルギーのある方は気をつけてくださいね。たまにはゆっくりおうちエステして、また明日への活力を取り戻してください。