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視力回復ってほんとにできるの?
- 2016/4/18
みなさん、眼は悪いですか?
わたし、視力は両目とも0.02しかありません。ほとんど見えない!
そんな私にとても魅力的に聞こえてくる、視力回復法のいろいろ。
ホントに効果あるの?費用はどのくらいかかるの??
ちょっと調べてみました。
【その1】レーシック
これは今では結構有名になりましたね。
まだ今ほど有名になる前の、日本でレーシック手術が取り入れられ始めて間もないころに友人がレーシックをして視力回復したと聞き、ずっと気になっていました。
レーシックとは、角膜をレーザーで削りカーブの角度を変えることで視力を回復させる方法です。
視力低下が止まらないとできない、ドライアイになる人が多い、手術による合併症を引き起こすことがある、などデメリットもたくさんあります。
ですが、1回の手術で劇的な視力回復が見込め、メガネやコンタクトのわずらわしさから解放されること、また合併症については過去の事例をもとにかなりリスクが軽減されてきていることから、手術を受ける人が増えていっています。
費用としては、10万を切るものから30万を超えるものまで、クリニックによっても術法によっても変わってきます。
保険がきかない「自費治療」となるため、それなりに金額はかかりますが、手術1回で済むことを考えると高くはないのかな、と思います。
【その2】オルソケラトロジー
レーシックのように手術をしなくても済む視力回復法のひとつに、アメリカで開発されたオルソケラトロジーがあります。
これは専用のコンタクトレンズを装着することで角膜のカーブを変え、視力を回復させます。
削るわけではなくレンズ装着により角膜が矯正されるので、手術は必要ありません。
しかもレンズ装着は夜寝ている間のみ。昼間は裸眼での生活が可能です。
デメリットとしては、手術1回で済むレーシックに比べ、視力回復までに時間がかかることがあげられます。
レンズ装着により角膜のカーブを少しずつ矯正していくため、視力回復となるカーブまで矯正されるには時間がかかります。
なお、以前は軽度の近視にしか対応できないということがありました。
ですが現在では国内でオサートという方法が開発され、0.01程度の近視でも矯正が可能なレンズができたそうです。
費用としては、片目で30万程度、両目で40万程度のようです。
レーシックよりも新しい技術のため、費用もレーシックより高くなっています。
【その3】ICL
これは、レーシックと同じく手術を必要を必要とする方法です。
具体的には、小さなレンズを目に移植することで、視力を回復させます。
手術を必要とするのはレーシックと同じですが、レーシックのデメリットが改善されている方法と言えるかと思います。
■ レーシックでは角膜を削るためもとに戻せないが、ICLでは移植したレンズを取り出して元の状態に戻すことが可能
■ レーシックに比べて、術後にドライアイになることが少ない
■ レーシックよりも矯正できる度数の幅が広い
デメリットとしては、まだ歴史が浅いことがあげられます。
またレーシックと同様に、手術時の合併症のリスクがあります。
費用としては片目で30万程度、両目で60万程度になります。
新しい技術であり、また移植するレンズを専用で作成するために治療費は高額になっています。
いかがでしょうか。
やっぱり手術は怖いな、でもオルソケラトロジーは続けられるか心配だな、なんていろいろ考えてしまいますね。
もしまわりで治療を受けたことがある方がいれば、話を聞いてみるのも一つの手かもしれないですね。