英国生まれの上質ウーマンズシューズ

  • 2017/3/1

イギリスは上質で高級な洋服や靴などのブランドがたくさんあります。質が良いけどお値段がはる物が殆ど。わたしは一般レベルの働く主婦なのでお値段が高い物は購入しません。でもあまり高くなく、品質がとても良い歴史あるシューズブランドもあります。
そこでわたしがお気入りの上質ウーマンズシューズをご紹介します。日本でも購入できるブランドなので、ぜひ参考にしてみてください。

⚫Clarks / クラークス

1825年創業のClarks。イギリスの老舗ブランドです。Clarksの始まりは屋内用の靴。家の中でも靴を履く習慣のあるイギリスでは、家に帰ると柔らかいシープスキンのClarksの靴に履き替えたそうです。わたしたちのスリッパみたいなものですが、イギリスでは踵もあってスリッパよりもしっかりした屋内用の靴だったみたいです。
写真は昔も今もずっと売れているデザートブーツ。なんとデザートブーツが最初に発売されたのは1950年。流行にとらわれないデザインでおしゃれ!このデザートブーツ、実はどんなファッションにも合うんです。色も豊富で薄いベージュ、濃いベージュ、茶色だけでも何種類もあり、ネイビーや水色、ワインレッドなどもあります。素材が柔らかく、軽いのでどんどん歩けるのも魅力的なClarksのデザートブーツです。


Clarksのデザートブーツをかっこよく履いたコーディネート。主張しすぎないデザインが素敵です。


http://www.clarks.co.uk/c/originals-womens/wallabees

Clarksの定番、ワラビー。丸みのあるデザインがワラビーが赤ちゃんをお腹の袋に包み込んでいるイメージからこの名前がついたそうです。体全体を支えている足の衝撃を最小限にするために開発された厚いゴムが底に使われています。
誰でも見たことがあるワラビーのデザイン、Clarksだったんだ!とわたしはイギリスに移住してから気が付きました。流行にこだわらないのにとてもおしゃれなデザイン。ワラビーもデザートブーツ同様に色が豊富にあります。

⚫Dr.Martens / ドクターマーチン

http://www.schuh.co.uk/brands/dr-martens/

1947年にドイツ人医師クラウス・マーチンによって作られたブーツが始まりです。ゴムタイヤを靴底に使った長持ちのするブーツは当時ドイツで40歳以上の主婦に人気があったというから驚きです。当時の主婦労働をするのに適していたということでしょうか。
1950年にはいってイギリスに特許が渡り、踵のデザインをイギリス人用に狭くし、黄色いステッチを施した現在のドクター・マーチン・ブーツのデザインになりました。
1970年代に入ってイギリスのパンクロックファッションとして一世を風靡しましたが、今でも変わらず世界中の人々から愛されているDr. Martens。つま先に鋼の入ったタイプのブーツが1980年代後半日本で流行ったので、男性の靴というイメージがありましたが現在はユニセックスな人気が安定してますよね。


わたしの一番好きなワインレッドのドクター・マーチン・ブーツ。甘いコーディネート
にもぴったりです。とても可愛い!最近はメタリック素材のものやコミックアニメとのコラボもの、花柄のものなどブーツの種類が多くなってきているんですが、洋服とのコーディネーションがちょっと難しそうです。


子供サイズもあってなかなか可愛いのですが、成長真っ盛りの子供の足にはちょっとゴツいかな、なんて思います。でもイギリスの子供は大人顔負けの革靴を履いて足元もおしゃれにしている子供もよくいるのでDr.Martensの子供靴も需要があるのでしょう。
Dr.Martens、かっこよくてキュートです!

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