話題の資格「食生活アドバイザー」が女性のためになる資格だった!
- 2015/6/16
ローラさんが資格取得に挑戦していることで話題の「食生活アドバイザー」。はじめてこの資格を知ったという人も多いと思いますが、実はこの資格を得るために学ぶ知識が日常生活、特に女性のためになるってご存知でしたか?
【そもそも「食生活アドバイザー」って何?】
食生活アドバイザーは、広い視野に立って食生活をトータルにとらえ、健康な生活を送るための提案ができる、食生活全般のスペシャリストのことです。現代社会では、バランスの悪い食事による肥満や健康障害、食の安全や環境問題など、食生活において様々な問題が起きています。食に対する関心が高まっている中で、今後ますます活躍が期待される資格です。試験は年2回(7月・11月)、全国各地で行われます。受験資格の制限はなく、誰でも受験することができます。出題範囲は、栄養と健康、食文化と食習慣、食品学、衛生管理、食マーケット、社会生活の6つです。出題形式は、3級はマークシート形式、2はマークシート形式と記述形式で、6割以上の点数で合格となります。
【「食生活アドバイザー」の知識を生活に生かす】
食生活アドバイザーの知識は、例えばこんな場面で私たちの生活を豊かにしてくれます。
・健康管理
健康になるための3本柱は、栄養・運動・休養です。健康は、心と体の両方が健全であってこそ成り立ちます。健康を維持していくためには、起床時間や就寝時間、ストレスの原因や楽しみなど、生活そのものを丸ごと見つめ直すことが大切です。また、これらの改善が、美しくなるための近道となります。
・食事
普段の食事でも、行事にあった食事や旬の食べ物が出てくると、季節感を感じられテーブルの上がぐっと華やかになりますね。日本伝統の行事食・旬の食材などの知識は、食事だけでなく、料理を目にする人の心も満たしてくれます。また、食事のマナーや配膳のルールも、大人の女性なら所作として美しくありたいものです。
・買い物
私たちが食材を買うときにお世話になっている、スーパーやコンビニエンスストア。それらの利用術を学び、賢い消費者になることは、今だけでなく将来、家族の健康管理を担うことになった時も役に立ちます。期限表示、食品表示、原産地表示、食の安全性について学ぶことで、より豊かな生活を送ることができます。
【みんながそれぞれ自身の食生活アドバイザー】
2005年に食育基本法が施行され、官民あげて食生活の改善に取り組む時代になりました。食生活アドバイザーというリーダーを育成していく一方で、私たちは充実した食生活を築くために1人1人が問題を発見し、自分で考え、行動できるようにしなければなりません。間違った情報に左右されず情報を見極め、できるだけ長く健康でい続けたいものですね。