「いいかげんにして!」散らかし夫にイライラしない処方箋
- 2015/6/23
夫が部屋を散らかす&片付けないことは妻にとって頭の痛い事態です。夫のいない間のきれいな部屋も夫が帰宅したとたんに、脱ぎっぱなしの靴下や食べかけのお菓子などで散らかっていく・・・。とはいえ、子供と違って、夫をこれから教育していくのは至難の業。ですがイライラしていても精神衛生上よくありません。夫を教育するのは時間がかかりますので、ひとまずそんな夫と対峙するときイライラしないでいられる処方箋を考えてみましょう。
【1.長所にも目を向けよう。】
散らかし夫は、散らかすということ以外は意外といろいろなことができたりしませんか。毎日毎日夫が部屋を散らかすと、ついつい妻の側は「散らかすダメ夫」というところに気持ちがフォーカスしがちですが、できるところにも目を向けるようにしたいところです。家庭における夫の得意分野はなんでしょう。電気系統や家具の組み立てなど、あなたの苦手なことが、逆に夫が得意だったりするものです。
【2.散らかすのは細かいこと言わない証?】
散らかし夫はおおらかで、妻の家事の仕方に文句をつけない人が多い傾向にあります。もちろん片付けるのは妻の役目だとして、部屋を散らかし、妻の家事のやりかたや結果にケチをつけるという例外もあるでしょう。しかし、おおらかなタイプの散らかし夫は、いくら妻の掃除の頻度が1カ月に1度だろうが、洗濯の頻度が1週間に1度だろうが、冷凍ご飯をだそうが、コンビニで買ってきたおかずを出そうが、気が付きません。つまりおおらかタイプの散らかし夫には、「妻の家事にいちいち文句を言わない」というメリットがあるのです。疲れているときに散らかされるのも腹が立ちますが、妻がときには家事を思う存分さぼることができるのです。
【3.自分で散らかす夫を選んだのでは?】
つきあいたての頃、夫のおうちに行き、片付いてない部屋を見て「もおーっ!私がいないとだめなんだからぁ」と世話女房ぶって片付けた経験はありませんでしたか。夫はそのときあなたに対して「この女性は結婚したらいろいろと世話を焼いてくれるよい奥さんになるかもしれない」と期待したかもしれません。あなたの思うつぼです。つまり、あなたには夫につけいる隙が必要だったのではないでしょうか。逆に、彼の部屋に遊びに行った時、整然としてホコリひとつ落ちていないくらい掃除がゆきとどいた部屋を見せつけられたらどうでしょう。「このレベルを結婚後にも要求されたら、たまったもんではない」と、彼との結婚に躊躇したかもしれませんよね。ちょっとくらいだらしない男性の方が結婚相手として適しているようです。つまりは、程度の差こそあれ散らかす夫を選んだのは自分だということです。
【さいごに】
散らかし夫にイライラしないでいられる処方箋を考えてみました。見方を変えると、散らかし夫にもメリットはあるようです。ですが、ずっと散らかし夫のままではイヤというのなら、やはり教育が必要です。今回の処方箋を胸にイライラせずに気長に夫に付き合ってもらえれば幸いです。