その姿に励まされる……女子が活躍するお仕事小説・7選
- 2015/7/17
同世代の女子が頑張っているのをみると、自分も頑張ろう!と刺激をもらえますね。物語の世界でも、様々な職業の女子がそれぞれの職場で頑張っています。そんな頑張る女子の姿を描いたお仕事小説を7作品紹介します。
奥田英朗 「ガール」
働く女子がたくさん登場してくる短編集です。「あ、これ私だ!」という登場人物がきっと見つかるはず!2012年に映画化されたので、知っている人も多いかもしれません。今なお、働く女子のバイブルとして支持されています。
碧野圭 「書店ガール」
お互い仕事に対する情熱が熱いゆえに、書店のアラフォー副店長・理子と自由奔放な部下・亜紀は対立してばかりいました。そんなある日、店にとんでもない危機が訪れます。仕事、恋愛、家族…いろいろな場面で奮闘する働く女子たちに心が動かされます。
あさのあつこ 「グリーン・グリーン」
翠川真緑(通称、グリーン・グリーン)は、農林高校に赴任してきた新米教師。以前、失恋でショックを受けた真緑は、炊きたてのおにぎりに気持ちが救われたことがありました。そんな彼女が農林高校で奮闘する日々を描いています。
柚木麻子 「ねじまき片想い」
富田宝子は、浅草で働くおもちゃプランナー。次から次へと災難に見舞われる片想い中の彼のため、あの手この手でひそかに彼のトラブルを解決していきます。
山本幸久 「ある日、アヒルバス」
アヒルバス入社五年のバスガイド・高松秀子は、わがままツアー客に振り回されたり、いきなり新人研修の教育係にされたりと悩み多きお仕事の毎日を送っていました。さらに、アヒルバスを揺るがす大事件も起きてしまいます。
宮木あや子 「校閲ガール」
憧れのファッション雑誌の編集者を夢見て、激戦の出版社の入社試験を突破し就職した悦子ですが、配属されたのは校閲部でした。入社して2年目の悦子は、「こんなところ早く抜け出してやる」とばかりに口が悪い演技をするものの、段々自分の本性がナマイキな女子であるような錯覚に陥ってくる毎日を過ごしていました。そして、悦子の原稿や周囲ではたびたび、ちょっとしたトラブルや事件が巻き起こるようになるのです。
坂木司 「和菓子のアン」
やりたいことがわからず、進路を決めないまま高校を卒業した梅本杏子は、「このままじゃニートだ!」と一念発起し、デパ地下の和菓子屋で働きはじめました。プロフェッショナルだけど個性的な同僚と、歴史と遊び心に満ちた和菓子に囲まれ、お客さんの謎めいた言動に振り回される、忙しくも心温まる日々を送ることになるのです。
ここで紹介したもの以外にも、女子が活躍するお仕事小説はたくさんあります。同業者のお話を読むのもよし、異業種から刺激を受けるもよし。仕事で気持ちが疲れてしまったときに、ぜひ読んでみてください!