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レーシック体験記。術前・術後・10年後 …… その2
- 2017/2/17
●手術日の1週間前は裸眼生活がけっこう不便
いろいろとふだん経験したことのない細かな眼の検査とカウンセラーさんとのお話しの結果、私の眼の回復は0.8〜1.0程度ということでした。それでも、ず〜っとメガネとコンタクトの生活を強いられてきたことを考えれば、0.8でも御の字です。ましてやコンタクトはもうできないし、メガネも役立たずですから、もう手術しか選択肢はありませんでした。ちょうどこの頃、有名スポーツ選手が次々とレーシックを受けたことが話題になっていたこともあり、カウンセリング後に手術を即決しました。
手術日が決まったら、その1週間前から裸眼生活が始まります。
眼鏡はOKなんですけどコンタクトはNGなので、ふだんコンタクトを常用している人はこの時がとっても不便な1週間です。
コンタクトを常用している人は、レンズの影響で角膜の厚さが変わっているので、本来の角膜の厚さに戻すため1週間の裸眼生活が必要なんだそうです。
そんなこんなで不便な1週間が過ぎました。私の手術は正確にはレーシックではなくラセックという手術。術後は、最低でも4日程度は仕事を休む必要がありましたので、事前に1週間の休暇をとりました。こんな時のために有給休暇がたくさん残っていましたしね。
●レーシックとラセック
10年前の当時、レーシック手術は大きく分けると、レーシックとラセックの2つがありました。その違いはというと…。
・レーシック:
イメージ的には角膜を水平に切ってふたを開けレーザーを照射したあと、再度、角膜のふたを閉じる手術。コンピュータでオートマチックに手術し時間も両目で10分程度。手術後すぐに視力はかなり回復し、麻酔が切れても痛みはほとんどなく、早くければ翌日、遅くても3日後から通勤、通学も可能です。ほとんどの人がこの手術になります。
・ラセック:
角膜が薄く視力がかなり低い人向けの手術。角膜を薄くはがすようにふたを開けてレーザーを照射し、再度ふたを閉めるというもの。レーシックよりもデリケートなのためか、ドクターがメスで手術します。時間は両目で20分程度。
もちろん、どちらの手術も点眼麻酔をしますので、手術中に痛みはありません。さらに現在は、レーシック手術にもいまはさまざま種類があり、見え方までお好みで選べるまでに進化しているんですよ。このことは、おいおいお話ししますね。
この記事では、私自身のラセックの体験と友人、知人のレーシックの体験をお話しします。結論からいいますと、レーシックはきちんとした病院で手術すればほとんど心配ないといえます。ただ、ラセック手術をせざるを得ない人は、手術後の数日はある程度の覚悟が必要なんです(ちょっとコワイ)。